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【店員解説】コンビ チャイルドシートの種類と違い!全モデルを比較

ベビー用品店で働くナカジが、コンビのチャイルドシートを比較して違いを解説します。

日本のベビー総合メーカー「Combi」のチャイルドシートはとにかく赤ちゃんを守るという点にフォーカスされています。安全性や快適性はさすが日本メーカーといった印象です。

店頭では「コンビのチャイルドシートの種類や違いが知りたい」「コンビのおすすめチャイルドシートは?」という質問が多いので、その辺りを分かりやすく紹介していきます。

 

-コンビのチャイルドシートは5種類-

・THE S:回転式かつ本体とベースがセパレート構造

・クルムーヴ コンパクト:回転式チャイルドシート

・クルムーヴ ロング:回転式のロングユース(10歳頃まで)

・ジョイトリップアドバンス:1歳~のチャイルドシート

・ジョイトリップアドバンス for kids:3歳~のチャイルドシート

コンビのチャイルドシート特徴

Combiは東京都台東区に本社があるベビー用品の総合メーカー。チャイルドシートの生産工場は中国とカンボジアです。

コンビ独自の性能
  • エッグショック
  • ダッコシートα

コンビと言えば「エッグショック」。卵を落としても割れないほどの衝撃吸収素材で、赤ちゃんを守ってくれます◎さらに赤ちゃんの快適な姿勢を保つインナークッション「ダッコシートα」も開発。

コンビのチャイルドシートは月齢に合わせて選べる幅広いラインナップも魅力です。

コンビ チャイルドシートの種類と違い

はじめにお伝えしたように、コンビのチャイルドシートは大きく分けると5種類です。

・THE S:回転式(セパレート)

・クルムーヴ コンパクト:回転式の基本モデル

・クルムーヴ ロング:回転式のロングユース(10歳頃まで)

・ジョイトリップアドバンス:1歳~のチャイルドシート

・ジョイトリップアドバンス for kids:3歳~のチャイルドシート

各モデルごとにシリーズ化(新旧モデル・派生)されているので、詳しく紹介していきます。

THE S

コンビのザエスは新生児~4歳頃までの回転式チャイルドシートです。

ザエスの1番の違いはベースと本体が取り外せるセパレート式にあります。

赤ちゃんが寝たまま本体ごど家の中に持って行けるメリットがあり、取付やお手入れも簡単なのも嬉しいポイントです。

 

▶ザエスだけのW構造

複数の三角形を組み合わせて作られた変形しにくい「トラス構造」と、衝突時につぶれて衝撃エネルギーを吸収する「クラッシャブル構造」が採用されています。

縦の衝撃には変形せず赤ちゃんを守り、横からの衝撃には一部がつぶれて衝撃を吸収することで赤ちゃんを守るというW構造となっています。

ザエスの種類

ザエスは毎年NEWモデルが発売されています。

  • ザエス ZF(2024年)、ザエスZE(2023年)
  • ザエス ZC*家の中で使うシートホルダーなし

最新モデル「ZF」と旧モデルの比較は別記事(⇒コンビ the s ZFの違い)で紹介しています。

▶シートホルダーなし

店頭ではこのザエスと次に紹介するクルムーヴコンパクトを比較したい方が多いです。

クルムーヴコンパクト

クルムーヴコンパクトは回転式チャイルドシートの基本モデル。

ザエスと違い、ベースと本体が一体化している通常タイプです。

コンビの主力チャイルドシートとして長年にわたって進化を続けていて、エッグショックや乗せやすい機能などスペック的にも充実しているメイン機種と言えます。

【生産数が多い&毎年新しいのが出る】ことから、旧モデルが値崩れして安く買えるのもポイント〇

クルムーヴコンパクトの種類

・クルムーヴコンパクト JS(2024年)

・クルムーヴコンパクト JQ(2023年)

この2機種の違いは別記事(⇒クルムーヴコンパクトJSの3つの違い)をご覧ください。

クルムーヴシリーズは名前の違う過去モデルがあります。アドバンスやCAなど。詳しくは(⇒コンビのクルムーヴ比較)を見てみてください。

 

クルムーヴロング

クルムーヴロングは名前の通りロングユースです。

1番の違いは新生児~10頃まで使える回転式チャイルドシートという点です。

回転式でロングユースは貴重です。他メーカーを探してもありません。

その他、クルムーヴロングだけの特徴として回転させた横向き時にもリクライニングできます。(赤ちゃんが寝てても乗せやすいメリットがある)

先に紹介したクルムーヴコンパクトと比べると、帆が小さい・エッグショックの範囲が狭いなど簡素化されています。詳しくは別記事(⇒クルムーヴロングの8つの違い)をご覧ください。

クルムーヴロングの種類

クルムーヴロングは2024年に発売され、現在はまだ1機種のみです。

ジョイトリップ アドバンス

ジョイトリップアドバンスは1歳~11歳頃までです。

コンビのチャイルドシートの中でも長年支持されているシリーズで、1番の特徴は折り畳めること。

「使わない時は収納しておきたい」って方には嬉しいですね。

乗せやすいタングストッパー&イージーバックルなど、嬉しい機能が充実した1台です◎

上位モデル「plus」は別記事(⇒ジョイトリップアドバンス plusの違い)で詳しく解説しています。

ジョイトリップアドバンスの種類

  • ジョイトリップアドバンス SC(2025年)
  • ジョイトリップアドバンス SB(2023年)
  • ジョイトリップアドバンス SA(2022年)

基本構造は同じですが、すこしずつ進化しています。詳しくは別記事で解説します。

ジョイトリップアドバンス for kids

ジョイトリップアドバンス for kidsは3歳~のチャイルドシートです。

一般的にはジュニアシートと呼ばれる商品になります。肩幅や足回りが広い設計で、

▶クッションベルト付き

車のシートベルトが食い込むのを防ぐ「クッションベルト」です。マジックテープ2か所で装着でき、洗濯機で丸洗いOKなので汚れても安心です。

ヘッドレスト中央にエッグショックを搭載し、座面のクッション性も◎通気性もよく、ジュニアシートとしては申し分ないスペックになります。

ジョイトリップアドバンスfor kidsの種類

商品名から「エッグショック・R129」は省略してます。

  • ジョイトリップアドバンス for kids MA
  • ジョイトリップ アドバンス for Kids air YA(Amazon先行販売品)

基本モデルは【MA】です。【air YA】は本体裏側のプラスチック部分をなくし、重量3kgと軽量化したモデルです。

▶軽量化したモデル(Amazon先行販売中)

【比較表】コンビ チャイルドシートのスペック比較

コンビのチャイルドシートを種類ごとに比較します。

回転式チャイルドシートの比較

コンビの回転式チャイルドシート3機種を最新モデルで比較します。

*横スクロールできます。

安全基準 月齢 サイズ(mm) 重量 構造 リクライニング 肩ベルト シート素材 エッグショック インナークッション 乗せやすい機能 お手入れ 付属品 価格
ザエス R129 新生児~4才頃(身長40cm~105cmまで) 後向き:W440×D680~810×H630~740
前向き:W440×D670×H650~825
13.7kg セパレート 5段階 8段階 3Dメッシュ 本体シート全面 厚い 5つ 5枚帆
(窓1)
洗濯機 シートホルダー 約76,000円
クルムーヴコンパクト 新生児~4才頃(身長40cm~105cmまで) 後向き:W450×D640~720×H670~765
前向き:W450×D526×H720~870
11.5kg 一体型 3段階 8段階 3Dメッシュ 頭部・座面・ヘッドクッション 厚い 2つ 5枚帆
(窓1)
洗濯機 約6,2000円
クルムーヴロング 新生児~10才頃(身長40cm~135cmまで) 後向き:W445×D725~730×H640~710
前向き:W445×D565~620×H700~915
14.2kg 一体型 5段階
(横向き時も可)
10段階 3Dメッシュ ヘッドクッション 薄い なし 3枚帆 洗濯機 約60,000円

使い勝手&安全性が高い「THE S-ザエス-」

ベースと本体が分離するセパレート構造、衝撃を吸収する「トラス&クラッシャブル構造」を採用したコンビの最上位モデル。

赤ちゃんを乗せたままキャリーとして家⇔車の移動ができます。

▼最新モデル「ZF」

 

回転式の基本スペック「クルムーヴコンパクト」

回転式チャイルドシートの欲しい機能が詰め込まれた1台。「セパレートじゃなくていい」という方はクルムーヴコンパクトがおすすめです。

コンビのチャイルドシートで実際に店頭で1番売れているのがこれです。

旧モデルとの違いは別記事(⇒クルムーヴコンパクトJSとJQの違い)をご覧ください。

 

長く使えるクルムーヴロング

これ1台でカバーできるチャイルドシートです。回転式のロングユースは他にないので、かなり貴重な機種だと思います。

その他の比較

1歳からのコンビのチャイルドシートは【ジョイトリップアドバンス】のみ。

▶コンビはこれしかないので、他メーカーと比較します。

【比較表】1歳からのISOFIXのチャイルドシート!R44・R129、安い機種まで

 

3歳からのジュニアシートも「ジョイトリップアドバンス for kids」のみ。

【生産終了】R44のコンビのチャイルドシート

中古市場で探す方のために、安全基準R44のチャイルドシートも紹介しておきます。

クルムーヴスマート

基本情報
  • 新生児~4歳頃まで
  • R44
  • ISOFIX or シートベルト取付

店頭で圧倒的に売れていた人気No.1

クルムーヴスマートは新生児からの360°回転式チャイルドシートです。コンビ独自の衝撃吸収素材「エッグショック」や、3Dメッシュシート&通気口でムレにくい設計となっています。回転とリクライニングは抱っこしたまま指1本で操作ができるのも嬉しいポイント。

取付はISOFIXとシートベルトの2つがあるので、購入時に間違わないよう注意しましょう。

シリーズ化され現行モデルは4種類あります。詳しくは別記事(⇒クルムーヴスマートを比較)を参考にしてください。

店頭では在庫がなくなりました。あとは通販で売ってるだけです。欲しい方は早めに購入しましょう。

 

ジョイトリップ

基本情報
  • 1歳~11歳頃まで
  • R44
  • シートベルト取付

通気性がありながら厚みのあるクッション「ふわふわ爽快シート」や、点で支えるクッションを座面に搭載し、長距離ドライブも快適に過ごせるチャイルドシートです。

エッグショックの有無で2つのグレードがあります。詳しくは別記事(⇒ジョイトリップの違い)を参考にしてください。

 

ウィゴー / ウィゴーロング

基本情報
  • 新生児~4歳頃まで(ロングは~7歳頃まで)
  • R44
  • シートベルト取付

新生児から使える従来型のチャイルドシート。

頭部をしっかり守れるようにヘッドの中央は「エッグショック」、側面には「3層構造のサイドプロテクション」を搭載。肩ベルト連動の高さ調節などスペックが優秀な1台です。

回転式じゃない分、価格帯が2万円台で購入できるのが嬉しいポイントです。

ジョイキッズ

基本情報
  • 3歳から11歳頃まで
  • R44
  • シートベルト取付

ヘッドサポートにエッグショックを搭載し、まだまだ柔らかいお子さんの頭を守ってくれます。シートは3Dメッシュで通気性もあり、洗濯機で丸洗いできるのも◎ブースターシート(座面のみ)にもなるので、お子さんが窮屈になってきても安心です。

ジュニアシートの中では高いですが、それに見合うスペックとなっています。

まとめ

コンビのチャイルドシートを選ぶ手伝いはできたでしょうか?

ニーズに合わせて選べるように幅広いラインナップになっているので、まずは月齢⇒取付方法という順番で選ぶのがいいと思います。機種が絞れたら性能と価格でグレードを選ぶようにしましょう。

余裕があれば他メーカーとも比較すると、より納得して購入できるはずです。

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