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【2024年版】アップリカ フラディアの違い!エバー・プラス・セーフティー比較

ベビー用品店で働くナカジが、アップリカのフラディアを紹介します。

アップリカの主力チャイルドシートとして、長年愛されている「フラディアグロウ(プラス)」

店頭では「フラディアの違いは?」「フラディア プラスやエバーを比較した」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。

フラディアの違いを知ろう。種類は2つに分類

各モデルごとに「ライト」や「プレミアム」といったグレードの違いはありますが、まずは種類をお伝えします。

・フラディアグロウ セーフティー:現在の基本モデル

・フラディアグロウ エバー:回転レバーが本体上部についたモデル

 

・フラディア プラス:やや簡素化して値段を下げたモデル

フラディアグロウがずっと販売されてきた基本ラインです。フラディアプラスは低コストモデルになります。

 

▶フラディアグロウ セーフティー

2021年~2022年にかけて発売された機種。セーフティープラスABで乗せやすい機能がついて、フラディアの完成形といっても過言ではないと思います。現在も在庫があるので購入可能です。

フラディアグロウの基本モデルと思って大丈夫です。使い勝手も求めるならこれ

⇒フラディアグロウ セーフティーの違いへ

 

▶フラディア プラス

2023年に発売された機種。今まで商品名にあった「グロウ」を外し、フラディア プラスとして登場。スペック的にやや簡素化され、値段も1万円ほど下げられました。

安全基準は同じR129なので、安全性は一緒です。あくまでシンプル設計の低コストモデル

⇒フラディア プラスの違いへ

 

▶フラディア グロウ エバー

2024年に発売された最新機種。商品名からも分かるように、フラディアグロウの後継機です。

新たに回転レバーの位置が本体下部⇒本体上部になり、より操作しやすくなっています。

回転式チャイルドシートという点において、レバーが上側にあるのはほんと便利です。

⇒フラディアグロウ エバーの違いへ

 

フラディア グロウ セーフティーの違い

2021年~2022年にかけて発売され、現在でも基本モデルとして販売されています。

今も購入可能なモデルは以下3種類

  • フラディアグロウ セーフティープラス(2021年)
  • フラディアグロウ セーフティープラス プレミアム(2021年)
  • フラディアグロウ セーフティープラス AB(2022年)
  • フラディアグロウ セーフティープラス プレミアム AB(2022年)

ここで見ていきたいのは【ABの違い】と【プレミアム】の違いです。

 

フラディアグロウ セーフティープラス ABの違い

・タングキーパー(肩ベルトを左右に広げた状態で留めれる)

・タングストッパー(タングが沈み込むのを防ぐ)

・イージーベルト(タング同時がマグネットでくっつく)

・肩ベルトをゆるめやすい

新たに追加された4つの機能はすべて乗せやすさの向上につながっています。

この4つの機能があるかないかで、乗せ降ろしが全然違うので「AB」をおすすめします。

 

プレミアムの違い

ロイヤルは在庫なしのため消してます。

プレミアムには【帆の先端が1枚分多い(メッシュ地)エクストラシェード】、【肩パッドカバーが外せる(洗濯可能)】、【座る姿勢をサポートするフットレスト付き】となっています。

メーカー希望価格はプレミアムが6,000円高いですが、通販ではほぼ同じ、もしくはプレミアムの方が安いです。

フラディアグロウ セーフティーなら【セーフティープラス プレミアムAB】がおすすめです。

フラディアグロウ エバーの違い

2024年発売の最新モデル「フラディアグロウ エバー」は、フラディアグロウ セーフティープラス(2021~2022年)の後継機です。

違う点は以下2か所

・回転レバーの場所が本体上部になった

・全身マモールクッションが後向き時(身長75cmまで)も使える

注目したいのは回転レバーの位置です。

今までは本体下部(座面の中央下)でしたが、エバーでは本体上部の横に搭載されました。

実際に回してみたんですが、前かがみにならず、回しやすかったです。

あと全身マモールクッションの使用が、今までは平らなベッド型(横向き時)のみでしたが、エバーでは後向きで使用するようになっても身長75cmまでは使える仕様になっています。

フラディアグロウ エバーは、アップリカオンラインストアもしくはアカチャンホンポやベビーザラスの一部店舗でのみ販売されています。詳しくは⇒ApricaSELECTを確認ください。

プレミアムの違い

フラディアグロウ エバー プレミアムの違いは以下の通りです。

股バックルを座面にパチッとくっつけて留めれる

・肩パッドカバーが外せて洗える

・帆のフレックスシェード(メッシュ)

・フットレストの厚みUP

・7,000円高い

注目したいのは赤色で書いてる「股バックルの機能」です。

パチッと留めれる「らくちんスナップ」で、お子さんを乗せる際に股ベルトが下敷きになって・・・という心配がありません。

その他、外せる肩パッドカバーやフレックスシェードなど使い勝手の向上に役立ちます。

フラディアグロウ エバー プレミアムもAprica SELECTです。欲しい方はアカチャンホンポやベビーザラスへ足を運んでください。

フラディア プラスの違い

フラディアグロウと比較して、フラディアプラスの違いをお伝えします。

・マモールクッションが簡易的になった

・サイドシールドなし

・デプスアジャスターなし

・イージーベルト、タングストッパーなし

新生児期に使うインナークッション(マモールクッション)が、簡易的です。

側面は大きくなっていますが、頭部・足元が包み込む形状ではなく平らです。

その他、ドア側の衝撃を軽減する「サイドシールド」や、座面の奥行きを調節する「デプスアジャスター」、マグネット式の「イージーベルト」などがありません。

安全基準R129という点は同じなので、安全性に問題はありません。あくまで快適性や使い勝手の部分です。

ライト・プレミアムの違い

  • フラディアプラス:基本モデル
  • フラディアプラス ライト:帆なし
  • フラディアプラス プレミアム:取外し可能な肩パッドカバー

フラディアプラスの3機種はとても分かりやすいです。

帆が必要ないと感じる方は【フラディアプラス ライト】で、肩パッドカバーも取り外して洗濯したいという方は【フラディアプラス プレミアム】です。

▶基本モデル

▶帆なし「フラディアプラス ライト」

▶外せる肩パッドカバー「フラディアプラス プレミアム」

*ベビーザラス限定です。楽天とヤフーに出品あり。

アップリカ フラディア3機種の比較表

アップリカのフラディアをスペック比較してみようと思います。

各機種の基本モデル【フラディアグロウ セーフティープラスAB】【フラディア プラス】【フラディアグロウ エバー】で比較します。

 

*横スクロールできます。(発売順に上から)

安全基準 月齢 サイズ 重量 回転レバー リクライニング 肩ベルト シート素材 クッション サイドシールド デプスアジャスター イージーベルト お手入れ 価格
フラディア
グロウ
セーフティープラスAB
R129 新生児~4才頃(身長40cm~100cmまで) 横向き:W750×D635×H530
後向き:W440×D705~760×H550~610
前向き:W440×D635×H660
15.2kg 本体下部 3段階 5段階 3Dメッシュ 全身マモールクッション 洗濯機 約66,000円
フラディア
プラス
横向き:W750×D635×H530
後向き:W440×D705~760×H550~610
前向き:W440×D635×H660
14.8kg 本体下部 3段階 5段階 3Dメッシュ サイドマモールクッション × × × 洗濯機 約46,000円
フラディア
グロウ
エバー
横向き:W750×D635×H530
後向き:W440×D725~760×H490~620
前向き:W440×D635×H660
15.3kg 本体上部 3段階 5段階 3Dメッシュ 全身マモールクッション 洗濯機 約75,000円

 

おすすめは「フラディアグロウ セーフティープラスAB」

2021~2022年に発売された機種ですが、欲しい機能が全部揃っています。

通販では上位モデル「プレミアムAB」の方が安いのでおすすめです。

お財布に優しい「フラディア プラス」

乗せやすい機能であるイージーベルトやタングストッパーがなく、マモールクッションの簡素化といったシンプルモデル。通販ではグロウより約2万円安いのが魅力的です。

安全性には違いはないため、実際に店頭でよく売れるのはこっちです

最新機種「フラディアグロウ エバー」はアップリカ公式オンラインストアもしくは、一部のアカチャンホンポやベビーザラス店舗で販売されています。

まとめ

フラディアの違いを把握する手伝いはできたでしょうか?

最後にもう1度ポイントをまとめておきます。

フラディアの違い
  • セーフティープラスが基本モデルだと思っていい
  • ABで4つの乗せやすい機能を追加
  • エバーは回転レバーが本体上部になって、マモールクッションが後向き時も使える
フラディアプラスの違い
  • 乗せやすい4つの機能なし
  • 全身マモールクッション⇒サイドマモールクッション
  • サイドシールド、デプスアジャスターなし

乗せやすさや快適性を重視するなら「フラディアグロウ」を。コスパを考慮するなら「フラディアプラス」です。

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