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【店員解説】コンビのthe s VAの3つの違い。ZFとは違うロングユース

ベビー用品店で働くナカジが、ザエス VAを紹介します。

コンビの人気チャイルドシート「THE S」から新しくVAが発売になりました。

店頭では「the s VAの違いは?」「旧モデル(ZF)と比較したい」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説してきます。

 

-違いはこんな感じ-

・新生児から7歳頃まで使える

・ヘッドレスト高さが9段階に(125cmまで対応)

・横幅が広い設計

ザエスVAとZFの3つの違い

  • 2023年12月:ザエスZE
  • 2024年11月:ザエスZF
  • 2025年4月:ザエスVA←今ここ

the sのナンバリングは「Z~」でしたが、今回のザエスは「V~」です。

-3つの違い-

  1. 月齢
  2. ヘッドレストの高さ
  3. 本体シートの横幅

月齢(使用期間)

  • ザエスVA:新生児~7歳頃(身長40cm~125cmまで)
  • ザエスZF:新生児~4歳頃(身長40cm~105cmまで)

VAは新生児から7歳頃まで使えるロングユースです。

セパレート構造のロングユースはこのザエスVAのみ。他メーカーにもありません。

ヘッドレストの高さ

  • ザエスVA:9段階(H655~780)
  • ザエスZF:8段階(H630~740)

ザエスVAは7歳頃まで使うため、1段階多くヘッドレストを伸ばせるようになっています。

調節の仕方は同じです。ヘッドレストに肩ベルトが連動している点も同じ〇

身長125cmまで対応するための変更点です。

本体シートの横幅

ザエスVAは本体シートの内側が広くなりました。

肩口が約1.5cm、腰まわり約4.5cm、足元が約10cmとそれぞれ広くなっています。これもロングユースに対応するための変更です。

チャイルドシート自体の幅は同じW440で同じです。違うのは「シート内側の広さ」になります。

【比較表】

the s VAとthe s ZFの2機種を比較します。

*横スクロールできます

月齢 取付 サイズ 重量 エッグショック リクライニング ヘッドレスト調節 シート素材 乗せやすい機能 お尻スポット 付属品 価格
ザエス VA 新生児~7歳頃(身長40cm~125cmまで) isofix &サポートレッグ 後向き:W440×D680~830×H655~780
前向き:W440×D670×H705~900
14.1kg インナークッション(頭部・背面)
本体シート(ヘッド中央、腰~座面)
5段階 9段階 3Dメッシュ 5枚帆(窓1) 5つ シートホルダー 95,700円
ザエス ZF 新生児~4歳頃(身長40cm~105cmまで) isofix &サポートレッグ 後向き:W440×D680~810×H630~740
前向き:W440×D670×H650~825
13.7kg インナークッション(頭部・背面)
本体シート(ヘッド中央、腰~座面)
5段階 8段階 3Dメッシュ 5枚帆(窓1) 5つ シートホルダー 79,200円

 

1台で完結「ザエスVA」

着用義務期間をこれ1台でカバーできます。途中で買い替える必要がありません◎

従来通りの「ザエスZF」

4歳頃までの回転式チャイルドシートです。のちにブースターシートまたはジュニアシートへの買い替えになります。

関連記事:【店員解説】コンビ the s ZFの5つの違い。ZEから進化した点は?

 

ザエスVAのメリット

-ザエスVAのココが良い-

・1台で完結できる

・セパレート構造でロングユース

これ1台で完結できる

ザエスVAは7歳頃(身長125cm)まで使える仕様なので、チャイルドシートの着用義務期間(6歳未満)をこれ1台でカバーできます。

そこまで体格の大きい子に育たなければ1台でOK◎これが1番のメリットです。

買い替えの手間やコストを考えると、これだけ買えばOKというチャイルドシートの需要が増えているように感じます。

セパレート構造でロングユース

長く使えるチャイルドシートは多数ありますが、セパレートタイプのロングユースはザエスVAのみです。

ベースと本体を取り外せるので、本体をキャリーのように使えたり、ベースだけ取り付けておけば車の乗せ替えもラクチン◎

使い勝手が良い&買い替えの手間を解決できる1台です。

ザエスVAのデメリット

-ザエスVAのここが微妙-

・子供によっては買い替えリスク

・新生児期に幅が余る

子供によっては買い替えリスク

体格の大きな子に育った場合、チャイルドシートが窮屈になり、結局ブースターシートまたはジュニアシートに買い替えないといけなくなります。

「1台でいけると思って買ったのに、結局買い替え・・」というリスクも。

こればっかりは赤ちゃんのタイミングで分からないので、ある意味賭けです笑

新生児期に幅が余るかも?

ザエスVAは7歳頃まで使えるように、シートの横幅が広めです。そのため、新生児期は身幅が合わずに隙間ができる可能性がある点はデメリットかなと思います。

タオルで隙間を埋めるなどの対応をすれば大丈夫です。

ザエスVAの比較対象

同じ月齢「新生児~7歳まで」のR129チャイルドシートは以下2機種です。

  • カイナロングR129(リーマン)
  • アイ・スピン マルチウェイ(Joie)

どちらもセパレート構造ではないため、その点はご留意ください。

ザエスVA vs カイナロングR129

リーマンのカイナロングR129は、回転式かつどの向きでもリクライニングできる機種です。

ザエスVAと同じ取付方法。

頭部に柔らかさと底突きしにくいハイブリッド素材「メモリークッション」、赤ちゃんの自然な姿勢をキープする「モアフラットシステム」など新生児期にも手厚い性能となっています。

セパレートタイプではないですが、約39,800円と4万円を切るコスパが素晴らしい1台です。

ザエスVA va アイ・スピン マルチウェイ

取付がISOFIX&トップテザーなので、足元がすっきりするタイプになります。

ザエスVAと比べると、シートのクッション性は劣ると思いますが、【回転レバーが両サイド&リクライニング6段階】と使い勝手のいい機種です◎

帆がない点に目をつぶれば、かなりおすすめの1台です。

まとめ

コンビのザエスvaの違いを把握する手伝いはできたでしょうか?

the sの月齢は「新生児~4歳頃」でしたが、今回新たに7歳頃まで使えるロングユースで発売されました。そのため、旧モデルと比べて高さや幅に違いがあり、長く使える設計になっています。

セパレート構造で本体をキャリーのように使える点はそのままに、着用義務期間を1台でカバーできる機種です。

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