日本のベビー総合メーカー「Combi」のチャイルドシートはとにかく赤ちゃんを守るという点にフォーカスされています。安全性や快適性はさすが日本メーカーといった印象です。
店頭では「コンビのおすすめチャイルドシートは?」「実際にどれが売れてる?」という質問が多いので、その辺りを分かりやすく紹介していきます。
目次
コンビのチャイルドシート特徴
Combiは東京都台東区に本社があるベビー用品の総合メーカー。チャイルドシートの生産工場は中国とカンボジアです。
- エッグショック
- ダッコシートα
コンビと言えば「エッグショック」。卵を落としても割れないほどの衝撃吸収素材で、赤ちゃんを守ってくれます◎さらに赤ちゃんの快適な姿勢を保つインナークッション「ダッコシートα」も開発。
コンビのおすすめチャイルドシート
コンビのチャイルドシートは全8種類。(生産終了したモデルは省きます)
それでは実際に店頭でよく売れる順に紹介していきます。
クルムーヴスマート
- 新生児~4歳頃まで
- R44
- ISOFIX or シートベルト取付
店頭で圧倒的に売れている人気No.1
クルムーヴスマートは新生児からの360°回転式チャイルドシートです。コンビ独自の衝撃吸収素材「エッグショック」や、3Dメッシュシート&通気口でムレにくい設計となっています。回転とリクライニングは抱っこしたまま指1本で操作ができるのも嬉しいポイント。
シリーズ化され現行モデルは4種類あります。詳しくは別記事(⇒クルムーヴスマートを比較)を参考にしてください。
店頭では在庫がなくなりました。あとは通販で売ってるだけです。欲しい方は早めに購入しましょう。
クルムーヴコンパクト(アドバンス)
クルムーヴシリーズのR129適合モデル。
クルムーヴスマートの基本的な構造はそのままに、ドア側の衝撃対応&後向き⇒前向きを身長に合わせるようになりました。
「タングストッパー」「イージーバックル」といった乗せやすい機能を追加してるのも◎
クルムーヴアドバンス(2022年)、クルムーヴコンパクト(2023年)はほぼ同じです。詳しくは別記事⇒(R129コンビのクルムーヴ比較)をご覧ください。
THE S
- 新生児~4歳頃まで
- R129
- ISOFIX取付
コンビの最上位モデル「ザエス」はR129の回転式チャイルドシート。
ベースと本体が取り外せるセパレート構造のため、取付やお手入れが簡単です。さらに夏場はチャイルドシート本体を家に持ち帰ることで、使用時にチャイルドシートが熱くない状態で赤ちゃんを乗せることができるメリットもあります。
ジョイトリップ
- 1歳~11歳頃まで
- R44
- シートベルト取付
通気性がありながら厚みのあるクッション「ふわふわ爽快シート」や、点で支えるクッションを座面に搭載し、長距離ドライブも快適に過ごせるチャイルドシートです。
エッグショックの有無で2つのグレードがあります。詳しくは別記事(⇒ジョイトリップの違い)を参考にしてください。
ジョイトリップ アドバンス
- 1歳から11歳頃まで
- R129
- ISOFIX取付
ジョイトリップシリーズから発売されたR129のチャイルドシート。
3層構造のサイドプロテクションでドア側からの衝撃に対応した安全性かつ、本体を折りたためるように進化。使わない時は折り畳んでトランクに収納できるメリットがあります。
乗せやすいタングストッパー&イージーバックルなど、嬉しい機能が充実した1台です◎
ウィゴー / ウィゴーロング
- 新生児~4歳頃まで(ロングは~7歳頃まで)
- R44
- シートベルト取付
新生児から使える従来型のチャイルドシート。
頭部をしっかり守れるようにヘッドの中央は「エッグショック」、側面には「3層構造のサイドプロテクション」を搭載。肩ベルト連動の高さ調節などスペックが優秀な1台です。
ジョイキッズ
- 3歳から11歳頃まで
- R44
- シートベルト取付
ヘッドサポートにエッグショックを搭載し、まだまだ柔らかいお子さんの頭を守ってくれます。シートは3Dメッシュで通気性もあり、洗濯機で丸洗いできるのも◎ブースターシート(座面のみ)にもなるので、お子さんが窮屈になってきても安心です。
【比較表】コンビ チャイルドシートのスペック比較
コンビのチャイルドシートを種類ごとに比較します。
回転式チャイルドシートの比較
コンビの回転式チャイルドシートは3機種あり、ここでは最新モデルで比較します。
商品名 | クルムーヴスマートJN |
クルムーヴアドバンス |
THE S ZE |
価格 | 約42,900円 | 約49,800円 | 約79,000円 |
安全基準 | R44 | R129 | |
取付 | シートベルト or ISOFIX | ISOFIX | |
構造 | ベース&本体が一体型 | セパレート構造 | |
サイズ | 後向き:W460×D655~735×H620~770 前向き:W460×D526×H675~845 |
後向き:W450×D640~720×H670~765 前向き:W450×D526×H720~870 |
後向き:W440×D680~810×H630~740 前向き:W440×D670×H650~825 |
重量 | 12.2kg | 11.5kg | 13.8kg |
エッグショック | 本体:頭部・背面・座面 ヘッドサポート:中央 |
本体:頭部・座面 ヘッドサポート:中央 |
本体:頭部・座面 ヘッドサポート:中央&左右 |
サイドプロテクション | 2層 | 3層 | |
リクライニング | 3段階 | 5段階 | |
ヘッドレスト | 8段階(肩ベルト連動) | ||
シート | 3Dメッシュ | ||
特徴 | タングストッパー&イージーバックル (乗せやすい機能) |
安全性&快適性は「ザエスZE」
ベースと本体が分離するセパレート構造、衝撃を吸収する「トラス&クラッシャブル構造」を採用したコンビの最上位モデル。R129適合機種です。
▼最新モデル「ZE」
「クルムーヴアドバンス」は狙い目!!
R129適合のクルムーヴアドバンス。安全性も申し分なく、後継機「クルムーヴコンパクト」が発売されたことで値崩れしているので狙い目です。
R44ならクルムーヴスマート
R44の回転式チャイルドシートとしては申し分ないスペックです。
新生児・固定式チャイルドシートの比較
コンビの新生児からのチャイルドシート(固定式)はウィゴーのみ。
▶【新生児~7歳頃まで】
【新生児~4歳頃まで】のウィゴーはもう在庫がありません。
その他の比較
1歳からのコンビのチャイルドシートは安全基準と取付方法が違います。
【ジョイトリップアドバンス】はR129でISOFIX取付。
▶コンビはこれしかないので、他メーカーと比較します。
【比較表】1歳からのISOFIXのチャイルドシート!R44・R129、安い機種まで
【ジョイトリップ】はR44のシートベルト取付。種類が豊富なので、別記事でまとめています。
▶他メーカーとの比較記事はこちら
【シートベルト】1歳からのチャイルドシートを比較!リクライニングに注目
3歳からのジュニアシートは「ジョイキッズ」も他メーカーと比較しています。
まとめ
コンビのチャイルドシートを選ぶ手伝いはできたでしょうか?
ニーズに合わせて選べるように幅広いラインナップになっているので、まずは月齢⇒取付方法という順番で選ぶのがいいと思います。機種が絞れたら性能と価格でグレードを選ぶようにしましょう。
余裕があれば他メーカーとも比較すると、より納得して購入できるはずです。