最新モデル「ザエスZD」が発売されました。
THE Sはコンビの最高技術を集約したコンセプトシリーズ【ホワイトレーベル】から発売されているチャイルドシートです。
店頭では「ZBとZCの違い」「プレミアムとスタンダードの違い」など、スペックに関する質問が多いので、その点を分かりやすくブログで解説していこうと思います。
目次
コンビのザエスとはどんなチャイルドシート?
まずは簡単にザエスのスペックを紹介しておきます。
- 安全基準R129
- 新生児~4歳頃まで
- 回転式
- ISOFIX取付(ベースと本体がセパレート構造)
- トラス構造&クラッシャブル構造(衝撃吸収)
新安全基準R129のみで、新生児から使える回転式チャイルドシートです。衝撃から赤ちゃんを徹底的に守る【トラス構造&クラッシャブル構造】を採用し、コンビの中で1番安全性の高い商品に仕上がっています◎
最高峰という言葉がしっくりくるチャイルドシートです。
ザエスZBとZCの違い
2021年12月にザエスから新しいナンバリングモデル「ZC」が発売されました。
旧モデル「ZB」との違いは、3か所あります。
- ヘッドクッションの厚みUP
- イージーバックル&タングストッパー
- フラット設計のインナークッション
1つずつ見ていきましょう。
ヘッドクッションの厚みUP
ZCではインナークッション頭部の両側面に30mmのエッグショックが搭載されました(スタンダードモデルでも搭載)
さらにヘッドレストもクッションが追加されています。
イージーバックル&タングストッパー
ZCでは股ベルト(バックル)が手前に倒れて、肩ベルトが浮いた状態を維持できるようになっています。
フラット設計のインナークッション
赤ちゃんの自然な姿勢をキープできるフラット設計のインナークッション「コンフォートフラットキューブ」が新たに採用されました。
【比較表】どっちがおすすめ?値崩れも考慮しよう
おさらいも兼ねて、比較表で見比べてみます。比較するのはスタンダードモデルです。
*通販の平均価格
商品名 | ザエス ZC-690 |
ザエス ZB-690 |
価格* | 68,260円 | 64,900円 |
月齢 | 後向き/身長40cm~105cmまで 前向き/身長76cmかつ月齢15カ月以上~105cmまで |
|
本体重量 | 13.7kg | |
エッグショック | 【本体】 頭部中央・座部 【インナークッション】 頭部全体(30mm) |
【本体】 頭部中央・座部 【インナークッション】 頭部中央(少し薄い) |
イージーバックル タングストッパー |
〇 | × |
インナークッション素材 | 3Dメッシュ&やわらかクッション | |
リクライニング | 5段階 | |
帆 | スリープシェル | |
取付方法 安全基準 |
ISOFIX R129 |
ISOFIX R129 |
まずおすすめなのは「ザエス ZC-690」です。
インナークッションのエッグショックが頭部全体になり、肩ベルトが浮いた状態をキープできるので乗せやすいのも◎
価格差がそこまでないのでザ新しいザエスZCをおすすめします。
価格の安さは「ザエス ZB-690」ですね。
基本性能は変わらないので、通販サイトや時期によってさらに値段が下がればお買い得だと思います。
ザエスのplusと基本モデルの違い
ザエスでは【plus(750)】と【基本モデル(690)】の2つのグレードがあります。
- インナークッションの素材
- インナークッションのエッグショックの場所
- 帆
- 型ベルトカバーの素材
*最新モデル「ZC」で違いを解説します。
インナークッションの素材
- plus:3Dメッシュ&COOLMAX
- 基本モデル:3Dメッシュ&やわらかクッション
the s plusには吸水速乾素材のCOOLMAXが採用され、より赤ちゃんの快適性がUPしています。
インナークッションのエッグショックの場所
- plus:頭部と座部左右
- 基本モデル:頭部
plusではインナークッションの座部左右にもエッグショックが搭載されました。
帆
- plus:メッシュ窓が2か所
- 基本モデル:なし
plusにはメッシュ窓があり通気性を確保した仕様になります。
肩ベルトカバーの素材
- plus:ピーチスキン
- 基本モデル:ニット
ピーチスキンは「桃の革」という意味で、柔らかくてなめらかな生地です。ポリエステル100%なので、お手入れが簡単かつ見た目的にも高級感があります。
どっちがいい?
おさらいも兼ねて、the s plus(750)のポイントをまとめます。
- インナークッションに吸水速乾素材「COOLMAX」を採用
- インナークッションの座部左右にもエッグショックを搭載
- メッシュ窓が2か所ある帆
- 型ベルトカバーの素材がピーチスキン
- 定価でスタンダードよりも+6,600円高い
機能性(使い方)が同じで、安全性に差がないので基本モデル(ZC-690)で十分だと思います。
あと通販ならスタンダードモデルの値段が下がっているので、差額が広がっています。そのため、個人的にはスタンダードモデル「ザエス ISOFIX エッグショック ZC-690」がおすすめです。
赤ちゃんの快適性を求めるならplus(ZC-750)を選びましょう。
【全モデル解説】ザエスの種類と違い
現状で購入可能なザエスを全て紹介します。
- ザエス plus ISOFIX エッグショック ZC-750
- ザエス ISOFIX エッグショック ZC-690
- ザエス Air ISOFIX エッグショック ロッタ ZC-690
- ザエス plus ISOFIX エッグショック ZB-750
- ザエス ISOFIX エッグショック ZB-690
- ザエス Air ISOFIX エッグショック ZB-690
同じ型番のものは一緒に解説していきますね。
ザエス ZC(750/690)
2021年12月に発売されたザエスの最新モデル「ZC」
新たにヘッドクッションの厚みが増したり、乗せ降ろしが楽ちんになって登場です。(詳しくはZCとZBの違いへ戻る)
旧モデル同様、プレミアムモデル(ZC-750)とスタンダードモデル(ZC-690)の2つのグレードがあります。plusと基本モデルの違いでもお伝えした通り、赤ちゃんの快適性に差が出る仕様です。
ザエス Air ロッタ ZC-690
「ザエス Air ロッタ」はアカチャンホンポ限定モデル。
型番でも分かるように基本設計はZC-690(スタンダードモデル)ですが、以下の3点が違います。
- インナークッションの素材が3Dメッシュ&COOLMAX
- 幌のメッシュ窓の位置を調整できる「スイッチウィンドウ」を搭載
- 肩ベルトカバーの素材がメッシュ
日差しの向きに合わせてメッシュ窓の位置を調節できる点は魅力です。あと、シリーズの中で肩ベルトカバーまでメッシュ素材なのはこのエアーモデルのみになります。
▼1つ前のモデル「ザエス Air ZB-690」
違いはスイッチウィンドウなし&エッグショックが頭部中央のみ。
それ以外は「ザエス Air ロッタ」と同じです。在庫がある店舗だと少し安く販売されているようなので、アカチャンホンポ限定モデルが欲しい方は足を運んでみてください。
ザエス ZB(750/690)
2020年11月に発売された1つ前のモデル「ZB」
ZCに比べてヘッドクッションが若干薄いですが、通販では値崩れしているので少しお得に購入できます。
ただし、買う前に知っておきたいのが【エッグショックの場所】です。
- plus(ZB-750):インナークッションの頭部全体
- 基本(ZB-690):インナークッションの頭部中央のみ
ZBの基本モデルは頭部中央だけで、両側面には非搭載という点だけはご留意ください。
まとめ
コンビの最上位モデル【THE S】の違いを知るお手伝いはできたでしょうか?
最後にもう1度ポイントをまとめて記載しておきますね。
- ヘッドクッションの厚みUP
- 赤ちゃんを乗せやすくなった
- フラット設計で自然な姿勢をキープ
- インナークッションに吸水速乾素材「COOLMAX」を採用
- インナークッションの座部左右にもエッグショックを搭載
- メッシュ窓が2か所ある帆
- 型ベルトカバーの素材がピーチスキン
ZCではエッグショックが分厚くなりヘッドクッション自体の厚みも増したので、最新モデル【ザエス ZC】を買うのがいいのかなと思います。基本はスタンダードモデルで問題ありませんが、より赤ちゃんの快適性を求めるならプレミアムといった感じになります。