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【店員解説】フォームフィット ネクストの4つの違い。旧モデルと比較してみた

ベビー用品店で働くナカジが、フォームフィット ネクストを紹介します。

アップリカのフォームフィットから2年ぶりの新作【ネクスト】が発売になりました。

後継機を望むユーザーからの声が多かったのかな?と思います。

店頭では「フォームフィット ネクストの違いは?」「旧モデルと比較したい」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。

 

-違いはこんな感じ-

・サイズ感(横幅の広がりは小さい、高さは高い)

・身長~150cmまで使える

・ヘッドレストの高さ

・マグネット式のイージーベルト採用

 

フォームフィット ネクストの4つの違いとは?

フォームフィット ネクストの違いを、旧モデル(フォームフィット ISOFIX セーフティープラス AB)と比較して紹介します。

  • サイズ感
  • 使用期間
  • ヘッドレストの高さ
  • イージーベルト

 

サイズ

フォームフィット ネクスト 旧モデル
W440~500×D515~570×H650~790 W440~505×D515~570×H650~775

フォームフィットネクストは横幅の広がりが5mm小さいです。

一応違うので明記しましたが、気にするほどではありません

使用期間

  • フォームフィット ネクスト:身長76cm~150cmまで
  • フォームフィット AB:身長76cm~135cmまで

車のシートベルトが安全に使えるのは身長150cmからと言われています。そのため、安全性を考慮して身長150cmまで使える仕様にしたんだと推測されます。

参考までに。身長135cmは9~11歳頃です。対して、150cmは13~14歳頃になります。

ヘッドレストの高さ

  • フォームフィット ネクスト:9段階(650~790mm)
  • フォームフィット AB:9段階(650~775mm)

ヘッドレストはどちらも同じ9段階に調節できますが、ネクストの方が約2.5cm高くまであげれます。

これは身長150cmに対応するためですが、1段階ごとの微調整という点においては旧モデルの方が優秀かもしれません。

 

乗せやすい機能

フォームフィット ネクストにはマグネット式の【イージーベルト】が採用されました。

マグネット式でタング同士がくっつくので、ベルト装着がとても簡単にできます。

【比較表】

分かりやすいようにスペックの比較表を見てみましょう。

商品名 フォームフィット ネクスト
フォームフィットISOFIXセーフティープラスAB
価格* 約46,200円 約38,000円
月齢 身長76cm~150cm 身長76cm~135cm
サイズ W440~500×D515~570×H650~790 W440~505×D515~570×H650~775
重量 13.0kg 13.2kg
シート 真ん中がメッシュ
マシュマロGキャッチ ヘッドレスト左右&中央
サポートクッション
イージーベルト ×
スムーズベルトホルダー
サイドシールド
ヘッドレスト 9段階(肩ハーネス連動)
リクライニング 3段階(ムービングシート)
取付方法 ISOFIX & トップテザー

 おすすめは「フォームフィット ネクスト」

機能性は一緒ですが、やはり150cmまで対応している点はポイント高いです。近年、子供のシートベルト関連の事故が増えているので、お子さんの安全面を考慮するとネクストの方がいいかなと思います。

お財布に優しい「フォームフィット isofix セーフティープラスAB」

旧モデルということで値崩れしています。通販なら約1万円ほど安く買えるのは魅力的だと思います。

身長が150cmになるまでは別でR129適合のブースターシートを買って対応するのもありです。

 

フォームフィット ネクストの比較対象

フォームフィット vs リライド

アップリカで同じ1歳~のリライドは、2つ折りできるチャイルドシート。収納したり、乗せ替えたりしやすく、低コストなのも魅力的です。

リクライニング性能を重視するかどうか?が比較ポイントかなと思います。

 

フォームフィット vs パパットR

エールベベのパパットRは通気性に優れた1歳~のジュニアシート。フォームフィットと同じく乗せやすい機能もあり、メーカーにこだわらなけば比較したい機種です。

シートカバーが4つに分かれるので、汚れた部分だけを洗うことができるのがポイントです。

 

フォームフィット ネクストのメリット

-フォームフィット ネクストのここがいい!-

・ムービングシート

・横幅が広がる

・サイドサポートクッション

ムービングシートで寝たまま背もたれを倒せる

フォームフィットは座面が前にズレる形でリクライニングするため、お子さんが寝たときに背もたれを倒してあげることができるのが魅力です。

通常のよくある背もたれをカーシートに合わせるだけのリクライニングとは違い、しっかりと角度を付けることができるのが嬉しいですね。

フォームフィット ネクストの1番の特徴と言ってもいいと思います。

 

横幅が広がるから窮屈さが軽減

1歳からの長く使えるチャイルドシート(ジュニアシート)は、どうしても成長とともに窮屈感がでて嫌がる子供がいます。その点、フォームフィットネクストはヘッドレストに連動して横幅が広がる設計です。

横幅+6cmなので過度な期待はあれですが・・・・横幅が広がるのは他メーカーにもなくアップリカのフォームフィットのみです。

サイドサポートクッションで腰を安定させる

フォームフィット ネクストでは4歳頃まで使えるサポートクッションが付いています。

小さいお子さんは腰回りが安定せず上手に座れないので、その名の通りお座りをサポートしてくれるクッションです。

長く使えるチャイルドシートは腰回りもある程度広い設計となっています。特に1歳~2歳頃までは腰回りに隙間ができて上手に座れないのでサポートクッションがあるのは安全面からも安心できます。

フォームフィット ネクストのデメリット

-フォームフィット ネクストのここが微妙-

・重い

・収納には不向き

乗せ替えには向いていないかも

フォームフィット ネクストは本体重量13.0kgで、1歳~のチャイルドシートの中では重いです。

これはムービングシートを採用しているためどうしても土台が必要になり、その分重くなっています。

車2台持ちで定期的に乗せ替えて使おうと考えているママ・パパには、ちょっと大変かなと思います。基本、同じ車に付けっぱなら問題ありません

 

収納したい方は別を探そう

フォームフィットネクストは折り畳めない&重いので、使わない時にトランクに収納したり、家に持ち帰りたい方には不向きです。

収納したい方はリライド(Aprica)やジョイトリップアドバンス(Combi)を検討してください。

まとめ

フォームフィット ネクストの違いを把握する手伝いはできたでしょうか?

150cmまで使えるようになったことで安全面の向上が嬉しいポイントです。イージーベルトが採用され乗せやすいのもいいですね。

旧モデルが値崩れしているため、差額がけっこう大きくなっています。基本スペックは一緒なので、在庫がある内はフォームフィットisofix セーフティープラスABを狙うのもいいと思います。

▶旧モデル

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