【店員解説】ルーチェフリーとラクーナクッションフリーの比較

ベビー用品店で働くナカジが、ルーチェフリーとラクーナクッションフリーを比較します。

アップリカの横スライドできるベビーカーである2機種ですが、明確に違いがあります。

店頭では「ルーチェフリーとラクーナクッションフリーを比較したい」「どっちがおすすめ?」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。

 

-違いはこんな感じ-

・ダブルタイヤ or シングルタイヤ

・対面、背面の切替方法

・振動軽減の機能

・サイズ感

・折りたたみサイズ

・リクライニング

・インナーシート

・メディカル成長マモール

・かごの容量

赤線を引いた2つが大きな違いなので、まず比較すべきポイントです。

ルーチェフリーとラクーナクッションフリーの違い

今回比較するのは、どちらも最新機種です。

  • ルーチェフリー AC(2025年12月)
  • ラクーナクッションフリーAF(2026年3月)

タイヤ

ルーチェフリーは「シングルタイヤ」

ベビーカーの押しやすさがGOOD。溝・隙間にはまる可能性があり注意が必要。

ラクーナクッションフリーは「ダブルタイヤ」

溝にはまりにくい。本体重量が軽くなる。その代わり、操作性がやや悪い。

押しやすく取りましの良さは圧倒的にシングルタイヤです。操作性を重視するならルーチェフリー。
線路の溝や道の隙間にはまりにくい&少しでも軽い方がいいならダブルタイヤですね。

切替方法

  • ルーチェフリー:シート切替式
  • ラクーナクッションフリー:オート4輪

ルーチェフリーはシートを付け替えて向きを変えるタイプ←海外メーカーはほぼこれ。

赤ちゃんを乗せたまま向きを変えれないデメリットがありますが、ストレートフレームで対面・背面どちらでも押しやすさがずっと一緒というメリットがあります。ストレートフレームは力が伝わりやすいのもGOOD!

ラクーナクッションフリーはオート4輪。

ハンドルを動かして対面・背面を瞬時に変えることができます。お子さんが泣いたら対面にするとか、周りを見たそうなら背面にするなど。この機能のため、フレームの構造が複雑なのでガタツキやすい(地面からの振動を受けやすい)のがデメリット。

まぁ一長一短ですね。ここはどっちがいいか難しい問題です。

振動軽減

ラクーナクッションフリーは座面下にωクッション(スプリングクッション)を搭載。

オート4輪のフレーム構造で振動が大きくなりやすい&ダブルタイヤも地面から影響を受けやすいため、ωクッションで対策してあります。

一見、ラクーナクッションフリーの方が振動軽減に優れているように見えますが、そもそも振動が大きくなりがちなので±0といった感じ。

実際にベビーカーの振動が少ないのはルーチェフリーです。

サイズ感

ルーチェフリー ラクーナクッションフリー
開:W540×D919×H1010
閉:W540×D387×H735
開:W460×D870×H992
閉:W460×D350×H994

一回りルーチェフリーが大きいのが分かります。特に横幅は気にしたいですね。

一般的に横幅54cmは駅の改札を通れるサイズですが、小さな駅の改札だと通れない場合もあるので電車利用を考えてる方は最寄りの駅など確認が必要です。

折りたたみ

ルーチェフリーの方が畳んだ際の高さが低いです。とはいえ、すごいコンパクトってわけではない点はご留意ください。

自立するので立てた状態で収納できますが、車のトランクに入れる場合は高さ注意です(横にすれば問題ないですが笑)

リクライニング

  • ルーチェフリー:4段階(120°~173°)
  • ラクーナクッションフリー:段階なし(123°~166°)

角度は大差ないですが、微調整できるかどうか?に違いがあります。

リクライニング性能に関してはラクーナクッションフリーが優位だと思います。

シート

シートのクッション性(厚み)はルーチェフリーが優秀です。

特にベースシートの違いが顕著で、座り心地は完全にルーチェフリーですね。逆にラクーナクッションフリーは通気性が良いです。

両機種ともにメッシュ素材なのでシート自体の通気性は◎ですが、ベースシートの違いでラクーナクッションフリーの方が熱がこもりにくい仕様になっています。

メディカル成長マモール

  • ルーチェフリー:頭マモールパッド
  • ラクーナクッション:頭マモールパッド&腰マモールパッド

ルーチェフリーは頭マモールパッドのみ。

対して、ラクーナクッションフリーは両方付いて「メディカル成長マモール」となっています。

メディカル成長マモールはアップリカが特許を取得した機能の1つ。首・腰座り前の赤ちゃんの頭と腰を自然な姿勢で支え、負担の少ない快適な姿勢を保つ目的です。

公式では一応3歳未満まで使えるとなっていますが、実際の使用期間は生後6・7か月頃までといったところです。

カゴの容量

カゴの容量は倍の差があります。

この50Lや23.6Lは「空間容積」なので、単純に広い方が容量が大きくなる感じです。

ルーチェフリーは本体の幅も広く、カゴの底がタイヤのすぐ上にあるため空間が広くなっています。

シンプルに荷物をたくさん入れれるのはルーチェフリーです。ただし、耐荷重は同じ5kgなので、重い荷物はご注意ください。

【比較表】詳しいスペックの違いを見る

分かりやすいように、2機種の比較表を作ってみました。

*横スクロールできます。

月齢 使用方法 サイズ(mm) 重量 タイヤ シート高 リクライニング ベースシート インナーシート U字フレーム メディカル成長マモール イージーベルト 横移動 折りたたみ バスケット シートお手入れ 価格
ルーチェフリーAC 生後1カ月~36カ月 (体重15kg以下) 両対面
シート切替
開:W540×D919×H1010
閉:W540×D387×H735
6.2kg シングル15.3cm
サスペンション・ベアリング
56cm 4段階(120°~173°) メッシュ
厚み◎
メッシュ
(リバーシブル)
△頭マモールパッドのみ 3つ折り メッシュ窓2つ 50L(耐荷重5kg) 洗濯機 約76,890円
ラクーナクッションフリーAF 両対面
オート4輪
開:W460×D870×H992
閉:W460×D350×H994
5.8kg ダブル15.0cm
サスペンション
53cm 段階なし(123°~166°) メッシュ
厚みほぼなし
メッシュ × 2つ折り メッシュ窓2つ 23.6L(耐荷重5kg) 洗濯機 約72,000円

 

押しやすさ・操縦性なら「ルーチェフリー」

シングルタイヤかつシート切替式によるストレートフレームで、とにかく押しやすさはピカイチです。

本体の幅が54cmとやや広い点だけご留意ください。

両対面オート4輪は「ラクーナクッションフリー」

1番のメリットがオート4輪です。対面・背面をハンドルだけで変えれるのが魅力的。ダブルタイヤなので、溝にはまりにくいのも外で使う方は安心感があります。

*旧モデルとの比較は(⇒ラクーナクッションフリーAFの違い)で詳しく紹介しています。

ルーチェフリーがおすすめの人

-ルーチェフリーはこんな人におすすめ-

・操作性を重視したい

・押しやすいベビーカーがいい

・子供の快適性も大事

・かごは大容量がいい

ストレートフレームによる押しやすさ、シングルタイヤによる操作性など取り回しは抜群です。横スライドできる機種として申し分ないと思います。

シートの厚みもあり、お子さんの快適性も◎

ただしオート4輪ではないため、対面・背面の切替はシートの付け替えです。←簡単ですが、子供を乗せたまま変更はできません。

ラクーナクッションフリーがおすすめの人

-ラクーナクッションフリーはこんな人におすすめ-

・オート4輪がいい

・少しでも軽いものを選びたい

・幅が小さい方がいい

・溝や隙間にはまりにくいダブルタイヤがいい

オート4輪はお子さんを乗せた状態で対面・背面の切替ができるのが魅力的です。

ダブルタイヤなので溝や隙間に強いのも◎

よく行くスーパーまでの道のりで線路を渡ることが想定される場合などはダブルタイヤの方が安心です。

旧モデルとの比較は別記事(⇒【店員解説】ラクーナクッションフリー「AF」の違い。旧モデルAEとの比較)をご覧ください。

まとめ

ルーチェフリーとラクーナクッションフリーを比較する手伝いはできたでしょうか?

どちらもアップリカの横スライドできるベビーカーですが、実はかなり違いがありますね。押しやすさ・取り回しの良さなら【ルーチェフリー】ですし、対面・背面の切替しやすさなら【ラクーナクッションフリー】です。

ベビー用品店へ足を運んで、実際に押したり持ったりしてみるのもいいと思います。2機種置いてるかどうかは要確認です笑

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