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【店員解説】ランフィRB5とリノン8(RB5L)の違い。旧モデルとも比較する

ベビー用品店で働くナカジが、ピジョンのランフィrb5を紹介します。

ピジョンのランフィから新しく【rb5】が発売されました。

店頭では「ランフィrb5の違いは?」「ランフィリノン8とどっちがいい?」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説してきます。

 

-ランフィの種類-

一般販売 アカチャンホンポ限定
2022年 ランフィrb2 ランフィリノン6(RB2L)
2023年 ランフィrb3 ランフィリノン7(RB3L)
2024年 ランフィRBUP
(通販のみ)
2025年 ランフィrb5 ランフィリノン8(RB5L)

2024年だけ「RBUP」という名前で発売されました。なぜそうしたのかは謎です笑

今年は従来通りRB5というシリーズのナンバリングで発売されています。

ランフィrb5とリノン8(RB5L)の違い

ランフィシリーズはアカチャンホンポ限定モデルも同時に発売されます。

2025年モデルは「ランフィリノン8」です(ピジョン公式サイトではランフィリノンRB5Lとなっています)

-ランフィリノン8の違い-

・マグネット式バックル

・パットベルト

・スマートグリップ

 

マグネット式バックル

左右を近づけるとピタッとくっつくマグネット式なので、装着がラクチンです◎

ランフィシリーズではこのランフィリノン8で初めて搭載されました。

 

パッとベルト

ランフィrb5ではなくなった【パッとベルト】がランフィリノン8には搭載されています。

ランフィrb5は一般的な抜き差しで高さを変えます。

ベルトの高さ調節はスライドさせるだけでOK!成長に合わせてフィットします。

スマートグリップ

ランフィリノン8には折りたたんだ時に抱え込むように持てる「スマートグリップ」が付いています。

この持ち手があることでシート側が身体にフィットして持ち運びしやすくなります。

 

比較表

*横スクロールできます。

月齢 サイズ(mm) 重量 リクライニング 座面の高さ シート素材 タイヤサイズ 肩ベルト高さ バスケット ハンドルグリップ ハンドル調節 バックル スマートグリップ お手入れ 価格
ランフィRB5 生後1カ月~36カ月頃まで 開:W516×D870~890×H933~1030
閉:W516×D380×H820~1030
5.9kg 100°~175° 54.5cm 3Dメッシュ 前輪18cm
後輪16.5cm
3段階(抜き差し) 25L レザー調 3段階 通常 × 6枚帆(窓2つ)
UV96%以上カット、UPF50+、撥水、花粉
洗濯機 約67,100円
ランフィリノン8 生後1カ月~36カ月頃まで 開:W516×D870~890×H933~1030
閉:W516×D380×H820~1030
5.9kg 100°~175° 54.5cm 3Dメッシュ 前輪18cm
後輪16.5cm
自動(パッとベルト) 25L レザー調 3段階 マグネット式 6枚帆(窓2つ)
UV98%カット、UPF50+、撥水、花粉
洗濯機 約69,300円

今の値段差なら「ランフィリノン8」

現在は2,000円ほどの差なので、これなら【パッとベルト】&【マグネット式バックル】かつ、持ちやすいスマートグリップも付いたリノン8がおすすめです。

アカチャンホンポ限定なのでオンラインショップまたは店舗へ。

 

値段が下がってきたら「ランフィrb5」

2025年2月末に発売されました。今後、少しずつ値段が下がるはずなので、リノン8と差額が大きくなってきたらランフィRB5の方がいいかなと思います。

楽天やAmazonだと、ポイント還元も考慮したらランフィRB5の方がお得かも?

ランフィrb5の違い。旧モデル「rb3」と比較する

ナンバリングではランフィrb5と1つ前がrb3となるので、この2機種を比較します。

-ランフィrb5の違い-

・3段階のハンドル調節

・カップホルダーのアタッチメント付き

・パットベルトの廃止

・カラーバリエーション

 

ハンドル調節

  • ランフィrb5:3段階
  • ランフィrb3:×

身長に合わせて押しやすい高さにハンドルを調節可能。

車や玄関に収納する際は、ハンドルを収納ポジションに調節するとさらにコンパクトになります

 

カップホルダーのアタッチメント付き

ランフィrb5ではカップホルダーのアタッチメントが付きました。ピジョン正規品のカップホルダーを使う場合に、付け外しが簡単ですよ~っていう感じです。

あくまでアタッチメント付きというだけ(カップホルダーは別売り)

楽天やAmazonでベビーカー用のカップホルダーが色々売っているので、このアタッチメントの有無はあまり気にする必要がないかもです。

 

パットベルトの廃止

ベルトがスライドで高さ調節できる【パッとベルト】が、ランフィrb5では非搭載です。

写真のようにボリュームのある服のまま乗せやすかったんですが、これがなくなっています。

  • RB5は一般的な抜き差しで調節する
  • RB3はスライドで調節する

RBUP(2024年モデル)からなくなったので、rb5でも搭載されませんでした。

カラーバリエーション

ランフィrb5 ランフィrb3
キャメル(ブラウン系)
ストーングレー(グレー系)
キャメル(ブラウン系)
ノルディック(グレー系)
マルトブルー(*ベビーザラス)
トラッドデニム(*ベビーザラス)

ランフィrb5は旧モデルからある2色展開です。ベビーザラス限定カラーがありません。

 

比較表

分かりやすいようにスペックの比較表を作りました。

*横スクロールできます。

月齢 サイズ(mm) 重量 リクライニング 座面の高さ シート素材 タイヤサイズ 肩ベルト高さ バスケット ハンドルグリップ ハンドル調節 お手入れ 価格
ランフィRB5 生後1カ月~36カ月頃まで 開:W516×D870~890×H933~1030
閉:W516×D380×H820~1030
5.9kg 100°~175° 54.5cm 3Dメッシュ 前輪18cm
後輪16.5cm
3段階(抜き差し) 25L レザー調 3段階 6枚帆(窓2つ)
UV96%以上カット、UPF50+、撥水、花粉
洗濯機 約67,100円
ランフィRB3 生後1カ月~36カ月頃まで 開:W516×D842×H1000
閉:W516×D380×H1030
5.7kg 100°~175° 54.5cm 3Dメッシュ 前輪18cm
後輪16.5cm
自動(パッとベルト) 25L レザー調 × 6枚帆(窓2つ)
UV99%カット、UPF50+、撥水、花粉
洗濯機 約60,000円

 

▶ランフィRB5

ハンドルを身長に合わせて押しやすい角度にできます◎折りたたんだ時に高さをコンパクトにできる点も魅力的です。

▶ランフィRB3

肩ベルトがスライド式で調節ができる「パッとベルト」搭載。ベルトを付け替える手間いらずで厚着してても乗せるのが簡単です。

生産は終わっています。在庫のみです。

ランフィrb5のメリット

-ランフィrb5のここが良い-

・走行性能が優秀

・振動に強い

優秀な走行性能

ランフィと言えばシングルタイヤ&ボールベアリング

タイヤの接合部分に搭載されたボールベアリングが、スムーズな方向転換を実現しています。

実際に押してみると分かりやすいですが、無理なく方向転換ができる仕様になっていて力が要りません◎

このようなタイヤの可動域に直結する部分に精密なボールベアリングを採用しているベビーカーはランフィだけです。

さらに、大型タイヤ(前輪18cm、後輪16.5cm)で凸凹道もスムーズに走行できるのも嬉しいポイントです。

 

振動に強い

▶ダブルのサスペンションで振動を軽減

▶溶接止めのフレーム

地味に大事なPOINTです。フレームが溶接されていることで、そもそもの振動を減らすことができます。

さらに剛性も高めることができるので4歳頃まで安心して使うことができるのもメリットです。

 

ランフィrb5のデメリット

-ランフィrb5のここが微妙-

・値段

個人的にランフィrb5の唯一のデメリットが値段かなと思います。

値段は少し高め

参考に他メーカーのベビーカーの価格は以下の通り(通販の平均価格)

  • スゴカルS エッグショックJA:約60,000円
  • スゴカルminimo plus AN:約60,000円
  • スゴカルswitch AS:約45,000円
  • ラクーナクッション AG:約50,000円

同じシングルタイヤのスゴカルSやスゴカルminimoと比べても、ランフィRB5は7,000円ほど高いです。

もちろん、その分だけスペックも高いし押しやすいので予算と相談してください。

ランフィrb5の比較対象

ランフィrb5と他機種を比較したい方のために少し紹介しておきます。

ランフィRB5 vs スゴカルS(コンビ)

 

スゴカルS エッグショックJAは、両対面オート4輪のシングルタイヤ。ランフィrb5とかなり似ています。

1番の違いはタイヤサイズです。

スゴカルS ランフィRB5
前輪16cm
後輪16cm
前輪18cm
後輪16.5cm

スゴカルSは4輪すべてが16cmです。ベビーカーの中では大型タイヤになりますが、ランフィと比べるとやや小さいといった感じ。

タイヤが大きい方がスムーズに押せて、段差も超えやすいので走行性能に関してランフィRB5が優位です。

ただ、それ以外の部分(細かい性能)はスゴカルSが良いので悩ましいところです笑

 

ランフィRB5 vs ラクーナクッションAG(アップリカ)

 

アップリカのラクーナクッションAGは両対面オート4輪のダブルタイヤです。

シングルタイヤを検討されている方には意味がないですが、同じカテゴリーの機種になるので紹介します。

大手メーカーApricaという点、そして本体重量5.3kg(ランフィより-0.6kg)と軽い点がポイントです。

そして価格が安い!←ここ大事ですね。

大量生産されているので、通販だと約45,000円で購入可能◎

押しやすいシングルタイヤを優先する?それとも軽さとコスパ?といった比較です。

まとめ

シングルタイヤのベビーカーと言えばピジョンです。その中でも主力機種がランフィ。

近年は他メーカーもシングルタイヤのベビーカーを発売していますが、やはり走行性能はランフィが1枚上といった印象を受けます。

ランフィRB5はハンドルの角度調節ができるようになったので、より押しやすくなりました。パッとベルトが廃止されたのは残念ですが、ベビーカーとしての性能は申し分ありません。

あとはアカチャンホンポ限定のランフィリノン8と比較して検討してもらえたらと思います。

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