【店員解説】ラクーナエアープラスの３つの違い。ADやコンパクトと比較

ベビー用品店で働くナカジが、アップリカのラクーナエアープラスを紹介します。

両対面オート４輪のラクーナエアーから新しく【プラス】が発売になりました。

店頭では「ラクーナエアープラスの違いは？」「旧モデルと比較したい」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。

-違いを簡単に-

・マグネット式のベルトを採用

・360°出し入れ可能なバスケットになった

・帆の加工（カット率）がやや劣化

大幅な変更点はなく、使い勝手がよくなった新モデルといった印象です。

ラクーナエアープラスの違い

１つ前のモデル（ラクーナエアーAD）と比べて、ラクーナエアープラスの違いをお伝えします。

・イージーベルト

・バスケットの形状

・帆の性能（加工）

マグネット式のベルトを採用。近づけるだけでくっつくのでベルト装着がすごくラクチンです。

近年、新しく発売されるアップリカのベビーカーにはこのマグネット式ベルトが採用されています。

ラクーナエアープラスでは、前からも横からも出し入れできる360°ビッグバスケットになりました。

出し入れしやすいメリットはありますが、側面のネットがないので自立しない荷物は落ちる可能性がある点は注意したいところです。

ラクーナエアープラス	ラクーナエアーAD
紫外線97%カット UPF50＋近赤外線73%カット撥水	紫外線99%カット UPF50＋近赤外線80%カット撥水

帆の加工内容は同じですが、紫外線および近赤外線カットの性能はラクーナエアーADの方が優位です。

＊近赤外線カット率は、温度上昇を防ぐ効果があります。

帆の大きさは一緒です。カット率は微差のため、そこまで気にする違いではないと思います。

スペックを見比べてみます。

	ラクーナエアープラス	ラクーナエアーAD
発売日	2024年7月	2023年10月
価格＊	約49,500円	約37,000円
月齢	生後1カ月～36カ月（体重15kg以下）
サイズ(mm)	開：W460×D962×H976 閉：W460×D337×H984	開：W453×D837×H998 閉：W453×D390×H986
重量	4.8kg	4.7kg
リクライニング	131°～169°	134°～170°
振動吸収	がっちりフレーム・やわらかサスペンション
シート高	51cm	51cm
シート素材	メッシュ	メッシュ
タイヤサイズ	14cm	14cm
イージーベルト	〇	×
バスケット	28L 360°出し入れ可	24.4L
帆	メッシュ窓２紫外線97%カット UPF50＋近赤外線73%カット撥水	メッシュ窓２紫外線99%カット UPF50＋近赤外線80%カット撥水
お手入れ	洗濯機OK
共通の機能	Wサーモメディカルシステム、メディカル成長マモール、持てるフロントガード

使い勝手はラクーナエアープラス

マグネット式の「イージーベルト」は本当にあると便利な機能です。これだけで乗せ降ろしがぐんとラクになります。

created by Rinker

Aprica

お財布に優しい「ラクーナエアーAD」

１つ前のモデルで値崩れしてるので、在庫がある内はかなり狙い目だと思います。ベビーカーとしての性能は同じです。むしろ帆の性能はこっちが優秀◎

created by Rinker

Aprica

ベビーザラス限定で発売された【ラクーナエアープラスコンパクト】

違う点はマルチハンドルという１点です。

ハンドル角度を9段階で調節できるので、「押しやすい角度にできる」「折り畳み時の高さを下げれる」という２点がメリットです。

マルチハンドルのジョイントの影響で重量が5.0kg（通常モデルは4.8kg）になっています。

▶あとは価格との相談