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【店員解説】ビングルbb4の4つの違い!旧モデルより進化した

ベビー用品店で働くナカジが、ピジョンのビングルbb4を紹介します。

ピジョンのビングルから新しく【BB4】が発売されました。シングルタイヤのB型ベビーカーで、押しやすく取り回しが良いため人気のシリーズです。

店頭では「ビングルbb4とbb3の違いは?」「旧モデルとスペック比較したい」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。

 

違いはこんな感じ

・インナーシートが全面メッシュに

・背もたれを105°まで起こせる

・帆のメッシュ窓が広くなった

・帆の加工が違う

ビングルbb4の4つの違いとは?

ビングルbb4を1つ前のモデル「ビングルbb3」と比較して、違いを紹介します。

  • インナーシート
  • リクライニング角度
  • 帆のメッシュ窓
  • 帆の加工

 

インナーシートが全面メッシュに

  • ビングルbb4:全面メッシュシート
  • ビングルbb3:腰~座面がメッシュシート

ビングルbb4ではインナーシートが全面メッシュになり通気性がUP。さらに、座面部分はより通気性の高いメッシュ素材が採用されました。

中のクッション材は両方とも「TEIJINのelk」です。お座りサポートクッションも同じ。

リクライニング角度

  • ビングルbb4:105°~135°
  • ビングルbb3:110°~135°

ビングルbb4は背もたれをより起こせる仕様になっています。

お子さんが背もたれを使った状態で前が見やすいように、B型ベビーカーはできるだけ起こせる方がいいので嬉しい改良点だと思います。

帆のメッシュ窓

ビングルbb4は帆のメッシュ窓が広くなりました。

お子さんを見やすい&通気性の向上につながっています。

帆の大きさ自体はbb3もbb4も同じです。

 

帆の加工

ビングルbb4 ビングルbb3
UVカット94%~99%
UPF50+
撥水
花粉リリース
UVカット97%~99%
UPF50+
撥水

bb4は花粉リリース加工が追加されました。花粉がつきにくい仕様です。

帆のUVカット率はカラーによって違います。ビングルbb4のペールグリーンが1番低い94%という点はご留意ください。

 

【比較表】

分かりやすいように比較表を作ってみました。

 

商品名 ビングル bb4
ビングル bb3
価格 約34,980円 約33,000円
発売日 2024年3月 2023年4月
月齢 生後7ヵ月頃~48ヶ月頃まで(体重17kg以下)
サイズ 展開時:W50×D87×H104cm
折りたたみ時:W50×D33.5×H92.5cm
本体重量 3.9kg
リクライニング 105°~135° 110°~135°
インナーシート 全面メッシュ メッシュ(腰~座面)
コットン(背中)
ベースシート メッシュシート(乗れる)
座面の高さ 53cm
タイヤ 前輪16.5cm/後輪14cm
メッシュ窓1(広い
(UVカット99%、UPF50、撥水、花粉
メッシュ窓1
(UVカット99%、UPF50、撥水)
カゴ 25L(フロントイン)
共通機能 パッとベルト、レザー調ハンドル、スイング式サスペンション

おすすめはビングルBB4

2024年発売の最新モデル。インナーシートが全面メッシュになり、背もたれもより起こせるように◎値段もそんなに変わらないのでbb4がおすすめです。

 

▶値段がさらに下がればビングルbb3もありかも?

押しやすさ&使い勝手は同じです。自分が見た時はそこまで値崩れしていなかったですが、この先、値段が下がればありだと思います。

ビングルbb4の比較対象

 

ビングルbb4 vs リベル

リベルは同じシングルタイヤのB型ベビーカー。3つ折りでき自転車のカゴに入るサイズまで小さくたためるのが魅力的です。

その反面、タイヤが小さいのがデメリット。ちょっとした段差でもつまづきやすい点は注意が必要です。ショッピングモールやスーパーなど屋内で使うには素晴らしいと思います。

外で使うにはビングルbb4の方が押しやすいです。

 

ビングルbb4 vs マジカルエアー

アップリカのマジカルエアーは軽さ重視です。ビングルよりも0.6kg軽く、持ち運びしやすいのが魅力◎タイヤサイズは直径12cmと小さいですが、ダブルタイヤのため溝にまはりにくいです。

押しやすさのビングル?それとも軽さのマジカルエアー?という比較になります。

 

ビングルbb4 vs アクビィプラス

コンビのアクビィプラスは前輪16cmの大型ダブルタイヤが魅力的。さらに帆が大きいのも◎

おでかけは基本、「家からベビーカーを使う&線路や凸凹道が多い」という方におすすめです。押しやすさだけで言えばビングルですが、段差や凸凹道に強いのはアクビィプラスです。

周辺は塗装された道?それとも道悪?という比較になります。

 

ビングルbb4のメリット

-ビングルbb4のここが良い-

・シングルタイヤなのに軽い

・ベースシートのみでもOK

シングルタイヤで軽い

ビングルbb4は本体重量3.9kg。

B型ベビーカーの中ではより軽いものもありますが、重要なのは【シングルタイヤで軽い】という点です。どうしても重くなってしまうシングルタイヤですが、ビングルbb4は中空構造のタイヤを採用し、軽さとクッション性を実現しています。

同じB型ベビーカーのリベルが6.2kgなので、ビングルの軽さが際立ちます。

ベースシートのみでもOK

ビングルbb4はベースシートだけで乗るのもOK。通気性が良いので暑い日には嬉しいポイントです。

ベビーカーのほとんどがインナーシートの上に乗りますが、ベースシートに乗れるのはかなり使い勝手がいいと思います。

出先でインナーシートが汚れた際にも助かりますね。

ビングルbb4のデメリット

-ビングルbb4のここが微妙-

・隙間や溝にハマる可能性

・価格がやや高め

隙間や溝にハマる可能性

シングルタイヤはダブルタイヤに比べて、どうしても隙間や溝にハマる恐れがあります。

ビングルbb4はシングルタイヤとはいえ前輪16.0cmの大型タイヤなので、多少はマシですが、それでも気を付けたい部分です。

特に注意したいのは線路です。普段の利用で、線路を渡ることが想定される場合はご注意ください。

価格がやや高め

B型ベビーカーとしては価格が高いのがネックです。

▶参考価格(自分が通販で見た時)

  • ビングルbb4:約35,000円
  • リベル(2024年モデル):約28,000円
  • マジカルエアーAI:約19,000円
  • アクビィプラスMA:約35,000円

リベルやマジカルエアーと比べて高いのが分かります。

値段に見合うスペックなのは間違いありませんが、値段を考慮したい方には少しデメリットかなと思います。

まとめ

ピジョンのビングルbb4の違いを把握する手伝いはできたでしょうか?

シートが全面メッシュになりお子さんの快適性がUPしています。bb3と比べてより背もたれを起こせたり、広くなったメッシュ窓など使い勝手が向上しているのも嬉しいポイントです。

値崩れすれば旧モデルもありですが、個人的にはビングルbb4をおすすめします。

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