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【店員解説】コンビ スゴカルを比較。全モデルの違いと特徴を紹介

ベビー用品店で働くナカジが、コンビのスゴカルを紹介します。

コンビのスゴカルシリーズは、現在も新しく発売されていて正直種類が多すぎます!笑

店頭では「コンビのスゴカルを比較したい」「違いが分からない」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。

 

-スゴカルの全モデル-

スゴカル S:対面時に赤ちゃんとの距離が近くなるシート

スゴカル minimo:奥行きがコンパクトで小回りがきく

・スゴカル air:軽さ重視

・スゴカル エッグショック LA:基本モデル的なやつ

スゴカル switch:シングルとダブルタイヤの共存

・スゴカル α:1つ前の基本モデル的なやつ

赤線はシングルタイヤのベビーカーです。

【簡単に】スゴカルの違いを把握する

現在、購入できるスゴカルは6種類です。

まずは1機種ずつ特徴をお伝えしていきます。

スゴカルS エッグショック JA

2024年10月発売のスゴカルシリーズ最新作です。

両対面オート4輪で大型シングルタイヤ(16cm)を搭載したベビーカー。シングルタイヤなので、走行性が◎の押しやすいベビーカーとなっています。

▶スゴカルSは初めて【シンクロシート】が搭載されました。

対面に切り替えた時に、シートがハンドル側に動いて赤ちゃんとの距離が近くなる仕組みです。

スゴカルαと比べて約15cmもほっぺが近くなるので、赤ちゃんとスキンシップをとりやすい◎

ママとの距離が近いのは、赤ちゃんの安心感につながるのでいいですね。ほっぺたに手が届きやすので、嬉しい機能だと思います。

大型シングルタイヤなので、押しやすさはもちろん、段差も乗り越えやすいです。

コンビの機能を全部詰め込んであります。角度を調節できる「ハンドルアジャスター」、マグネット式の「ラクピタバックル」、全面エッグショックシート&ダッコシートαで通気性&クッション性に関しても申し分ありません◎

スゴカルS エッグショック ロッタ JAは「グリーンレーベル リラクシング」とのコラボベビーカー。

  • アカチャンホンポ限定
  • 3Dエッグショックシート(凹凸があり、通気性・クッション性UP)
  • シートの一部に吸水速乾生地「COOLMAX」を使用

ベビーカーとしての性能は同じです。ちょっとした違いで差別化を図っている限定モデルですね。

 

スゴカルminimo

スゴカルminimoは1番コンパクトなベビーカー。

シングルタイヤかつ奥行きがコンパクトのため、かなり小回りが利きます。ショッピングモールなど混雑する場所や狭い店内での取り回しが優秀です。

 

シート切替式はストレートフレームなので押す力がタイヤに伝わる。

海外ベビーカーの主流がこれ。シートの付け替えで対面・背面を変えるので、フレームをまっすぐにできることが大きなメリットです。

押し比べると分かりやすいですが、押し出しがかなりスムーズです。

標準サイズ(14cm)のシングルタイヤは、溝や隙間にタイヤがハマりやすいので、近所のスパーへ行くというような歩道での使用には注意が必要です。

基本的な移動は車で、ベビーカーは出先で使うという方におすすめしたい機種◎

旧モデルとの比較は別記事(⇒スゴカルminimo「plus AN・DM」の違い)をご覧ください。

スゴカルair(エアー)

スペックを軽さに全振りしたスゴカルエアー。

両対面ベビーカーの中では最軽量となる3.9kgなので、ほんとに軽いです。オート4輪ではないので対面時がやや押しにくいですが、その分、軽い&値段が安いのがメリットとなります。

エッグショックは頭部のみ。必要最低限のスペックで軽さを優先しています。

階段の昇り降り、バスや電車などの公共交通機関の利用が多くなりそうなら、持ち運びしやすいスゴカルエアーがおすすめです。

新モデル【MN】ではカゴの背面に伸びるネットが採用され、荷物をたくさん入れることができるようになりました。旧モデルとの比較は別記事(⇒スゴカルエアーMNの5つの違い)をご覧ください。

スゴカル エッグショック LA

スゴカルエアーにオート4輪を搭載したのがスゴカル エッグショックLA。

「対面時の押しやすさも欲しいけど、軽さも大事!」ならこれですね。エッグショックが頭部&座部にあり、マグネット式のラクピタバックルで着脱がスムーズなのも◎

オート4輪のジョイント部分の重さが加わって4.6kgになっています。軽量モデルの部類ですが、エアーよりは少し重い点はご留意ください。

2024年発売の中では、スゴカルシリーズの基本モデル的な立ち位置です。

スゴカルswitch

スゴカルswitchはタイヤが前輪と後輪で違うベビーカー。

4層シートでクッション性が高く、ハンドルアジャスターも搭載。かなりハイスペックなベビーカーだと言えます。本体重量5.7kgとやや重い点はご留意ください。

 

対面走行時に帆を広げた状態だと前方足元が見にくいので、ちょっとした段差に気付かずにつまずく恐れがあります。そういった段差を乗り越えやすいように18cmの大型ダブルタイヤを採用。

 

逆に背面時は見通しがいいので14cmシングルタイヤで小回り性能を優先してあります。

近所へのお買い物やお散歩などは対面で、ショッピングモールなどでは小回りを優先して背面で使うなど、シーンに合わせて使い分けできるのがいいなと思います。
【全モデル解説】スゴカルswitch plusの違い!「AT、AS、AN」を比較する

スゴカルα

長らくスゴカルシリーズの基本モデルとして販売されてきました。

2022年モデル(AWとAX)を最後に、その後はバースデイ限定モデルが出るだけで、新作はストップしていた状態・・・。そして2024年に後継機として「スゴカル エッグショック LA」が発売されたと推測されます。

スゴカルαには上位版(compact)と通常版(Light)の2つのグレードがあり、スゴカル エッグショックLAと似てるのは通常版(Light)の方です。

 

-ナカジの小話-

スゴカルの【両対面オート4輪&ダブルタイヤ】が欲しい方は、このスゴカルαがおすすめです。2024年に後継機としてスゴカル エッグショックLAが発売されましたが、正直なところスゴカルαの方がスペックが優秀!笑

詳しい比較記事は(⇒スゴカルαの違い)をご覧ください。

スゴカルシリーズの比較表

一通りスゴカルの違いを紹介しましたが、分かりやすいように比較表を作ってみました。

シングルタイヤで比較

シングルタイヤは3機種です。

*全て最新モデルのスペックを記載

*横スクロールできます

月齢 使用 サイズ 重量 タイヤ シートの高さ リクライニング エッグショック ダッコシートα カゴ ラクピタバックル ハンドルアジャスター 持ちカルグリップ 乗り越えステップ 価格
スゴカルS 生後1~36か月 両対面・オート4輪 開:W485×D660~905×H1010~1090mm
閉:W485×D360~375×H890~1010mm
5.9kg 16cmシングルタイヤ 53cm 115°~165° シート全面 ?L × メッシュ窓2つ
UPF50+・UVカット・撥水・花粉
約68,200円
スゴカルminimo 生後1~36か月 両対面・切替式 開:W450×D670~865×H945~1030
閉:W450×D330×H815~915
5.1kg 14cmシングルタイヤ 53cm 125°~165° シート全面 26.9L
背面ネットあり
× × 約49,780円
スゴカルスイッチ 生後1~36か月 両対面・オート4輪 開:W495×D810~910×H1010~1065mm
閉:W495×D360×H930~990mm
5.7kg 18cmダブルタイヤ
14cmシングルタイヤ
54cm 125°~170° シート全面 33.3L
背面ネットあり
約59,000円

 

▶赤ちゃんと距離が近い「スゴカルS エッグショック JA」

16cmシングルタイヤで押しやすさ&段差にも強い1台。シリーズ初となるシンクロシートを採用し、対面時に赤ちゃんとの距離が近いのも◎便利な機能も満載です。

 

▶小回りの利く「スゴカル minimo」

奥行きが小さく、小回りが利くベビーカー。人混みや狭い店内で取り回しが抜群のスゴカルです。シート切替式でストレートフレームなので、押し出しのスムーズさも◎

 

▶色んなシーンで使いしやすい「スゴカルswitch」

対面時は18cmダブルタイヤが前にくるので、段差でつまずきにくく安心感があります。人が多い場所では背面にして小回り重視にできるといった色んなシーンに対応できるスゴカルです。

ダブルタイヤで比較

スゴカルのダブルタイヤ3機種を比較します。

*全て最新モデルのスペックを記載

*横スクロールできます

月齢 使用 サイズ 重量 タイヤ シートの高さ リクライニング エッグショック ダッコシート カゴ ラクピタバックル ハンドルアジャスター 持ちカルグリップ 乗り越えステップ 価格
スゴカルair 生後1~36か月 両対面 開:W483×D740~831×H966~1040mm
閉:W483×D358×H975mm
3.9kg 14cmダブルタイヤ 53cm 125°~170° ヘッドパッド × 33.6L
背面ネットあり
× × メッシュ窓1つ
UPF50+・UVカット・撥水・花粉
約33,600円
スゴカル エッグショックLA 生後1~36か月 両対面・オート4輪 開:W486×D725~835×H991~1048mm
閉:W486×D425×H1012mm
4.6kg 14cmダブルタイヤ 55cm 125°~170° ヘッドパッド 39.6L
背面ネットあり
× メッシュ窓2つ
UPF50+・UVカット・撥水・花粉
約42,000円
スゴカルα 生後1~36か月 両対面・オート4輪 開:W486×D760~940×H890~1080mm
閉:W486×D425×H853~1010mm
5.2kg 14cmダブルタイヤ 55cm 125°~170° ヘッドパッド
シート全面
39.6L
背面ネットあり
× メッシュ窓2つ
UPF50+・UVカット・撥水・花粉
約44,000円

 

▶軽さ重視の「スゴカル air」

スゴカルの中で軽さに振り切った機種です。オート4輪ではないので、対面時がやや押しにくい点はご留意ください。

 

▶基本となる「スゴカル エッグショック LA」

2024年に発売された基本モデル。スゴカルαより値段が少し安いのでお財布に優しいです。

個人的なおすすめは「スゴカル α」

今までずっとスゴカルの基本モデル的な立ち位置にいた機種です。全面エッグショックシート&ハンドルアジャスターも付いてる点が魅力的◎ダブルタイヤから選ぶなら在庫がある内はこれです。

旧モデルで値段が下がっているので、かなり狙い目です。

まとめ

スゴカルの違いを把握する手伝いはできたでしょうか?

両対面オート4輪なら基本となるスゴカル エッグショックLAやスゴカルα、コンパクトなスゴカルminimo、走行性能と安全性を両立したスゴカルswitchという感じです。

新しく出たスゴカルSは対面時に赤ちゃんとの距離が近くなる嬉しい機能付き。

あとは対面時がやや押しにくいかわりに、軽くて安いスゴカルエアーといった感じですね。

スゴカルは種類が多い点が、嬉しくもあり悪い部分でもあるかなと。自分に合ったものを選べるメリットはありますが、逆に種類が多すぎて選べない方も多いです笑

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