コンビのスゴカルエアーから新しく「MN」が登場。前作AMから2年ぶりの発売となりました。
店頭では「スゴカルエアーMNとAMの違いは?」「スペックを比較したい」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。
-違いはこんな感じ-
・カゴの背面に伸びるネット
・頭部のエッグショックがずっと使える(収納ポケット)
・シート着脱がちょっと簡単に(マジックテープ採用)
・サイズ
・カラー展開
大きな変更点はなく、少し改良されたNEWモデルといった印象です。
目次
スゴカルエアーMNの違いとは?
- スゴカル air エッグショック MN(2024年モデル)
- スゴカルエアー エッグショック AM(2022年モデル)
名前が【エアー⇒air】に変わりましたが、ベビーカーは一緒なので気にせずいきます笑
マルチネットバスケット
- スゴカルエアーMN:33.6L(耐荷重5kg)
- スゴカルエアーAM:27L(耐荷重5kg)
スゴカルエアーMNは背面に伸びるネットがある「マルチネットバスケット」になりました。これにより単純に容量が増えています。
両方とも荷物を入れたまま折りたためるバスケットです。まぁ荷物の量や形によっては畳めないんですが笑。
エッグショックの継続使用
衝撃吸収素材「エッグショック」はヘッドパッドに内蔵されています。
- スゴカルエアーMN:エッグショックを本体シートに入れ替えてずっと使える
- スゴカルエアーAM:ヘッドパッドを使える間(生後7か月頃まで)
本体シートにエッグショックを入れるポケットが付いたことで、ヘッドサポートを外したあとも、ずっとエッグショックによる振動軽減の恩恵を受けることが可能に◎
シートの着脱がちょっと簡単に
- スゴカルエアーMN:ボタン2個、マジックテープ5か所
- スゴカルエアーAM:ボタン8個
旧モデル(AM)ではパチンと留めるボタンが8か所あり、シートの着脱が少し手間でした。
それがスゴカルエアーMNではマジックテープ5か所+ボタン2個でシートの着脱がラクになっています◎
サイズ・カラー展開
気にするほどでもないですが、若干スゴカルエアーMNの方がコンパクト設計です。
カラーは落ち着いた2色展開。AMであったネイビーがなくなった点に違いがありますね。
比較表
おさらいも兼ねて、スペックを比較してみます。
商品名 | スゴカルair MN |
スゴカルエアーAM |
価格 | 約34,800円 | 約32,000円 |
発売日 | 2024年7月 | 2022年5月 |
月齢 | 生後1カ月~36カ月頃まで(体重15kg以下) | |
サイズ | 開:W483×D740~831×H966~1040 閉:W483×D358×H975 |
開:W483×D740~880×H995~1040 閉:W483×D365×H975 |
本体重量 | 3.9kg | |
リクライニング | 125°~170° | 125°~170° |
シート | エアスルーシート | エアスルーシート |
シート着脱 | ボタン:2個 マジックテープ:5か所 |
ボタン:8個 |
ヘッドパッド収納ポケット | 〇 エッグショックをずっと使える |
× |
座面の高さ | 53cm | |
タイヤ | 14cmダブルタイヤ | |
カゴ | マルチネットバスケット 33.6L(耐荷重5kg) |
27L(耐荷重5kg) |
帆 | マルチビッグサンシェード・メッシュ窓2 (UVカット99%、UPF50、撥水、花粉) |
|
お手入れ | 洗濯機OK | |
共通機能 | 持ちカルグリップ、乗り越えステップ、ワンタッチ開閉、自立 |
おすすめはスゴカルair MN
シートの着脱、エッグショックの継続、バスケットの容量UPと使い勝手がよくなりました。値段もあまり変わらないので、新しいマジカルエアーMNがおすすめです。
値段が下がればスゴカルエアーAM
旧モデルのため、おそらく値崩れすると思います。もう少し安くなってきたら狙い目だと思います。
スゴカルエアーMNの比較対象
スゴカルエアーは両対面ベビーカー(オート4輪なし)です。
同じスペックで比較したいのは以下1機種のみ。
スゴカルエアー vs カルーンエアーメッシュ
アップリカのカルーンエアーは、フレームが溶接されていて剛性が高いのが魅力的です。さらにタイヤのサスペンションで振動を軽減できる点も嬉しいポイント◎
スゴカルエアーと同じで軽さ重視の両対面ベビーカー(オート4輪なし)のため、よく比較される2機種です。
詳しいスペック比較は別記事(⇒)をご覧ください。
スゴカルエアーのメリット
-スゴカルエアーのここが良い-
・軽い
・乗り越えステップ
両対面ベビーカーで軽い
スゴカルエアーはA型の両対面ベビーカーとして最軽量です◎
- スゴカルエアー:3.9kg
- スゴカルα:5.2kg
- スゴカルswitch:5.7kg
- スゴカルS:5.9kg
対面でも使いたいけど、軽いものを選びたいママさんにおすすめの機種になります。
近年、色々と機能が付いて5kg前後が主流になっていますが、実際に使いだすと「軽いベビーカーを買えばよかった・・・」と後悔するママさんも少なくありません。
段差を乗り越えやすい工夫
軽量のベビーカーはどうしても段差に弱いです。本体が軽い分、ちょっとした段差につまずいてベビーカーが倒れそうになることも。
そこでスゴカルエアーには乗り越えステップが搭載されています。
後輪の間に踏む場所があり、前輪を浮かすことで段差を超えやすくする機能。地味ですがかなり効果的です。
スゴカルエアーのデメリット
-スゴカルエアーのここが微妙-
・振動が大きくなりやすい
振動が大きい
軽量ベビーカーはどうしても振動が大きくなりやすいんですが、スゴカルエアーは振動を吸収するものがヘッドパッドのエッグショックのみとやや頼りない印象を受けます。
サスペンションもなくフレーム溶接もされてないのので、道悪だとかなり影響を受けそうな点は注意したいです。
スゴカルシリーズを比較したい方は別記事(⇒コンビ スゴカルの比較)をご覧ください。
まとめ
スゴカルエアーMNの違いを把握する手伝いはできたでしょうか?
2年前のスゴカルエアーAMから大幅ない変更はありませんが、ヘッドパッドのエッグショックがずっと使えるように収納ポケットが付いた点は嬉しいポイントです。シートの着脱が簡単になり、荷物もたくさん入れれるようになったのも◎
値段との兼ね合いもあると思いますが、個人的には新しいスゴカルエアーMNがおすすめです。