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【シートベルト】1歳からのチャイルドシートを比較!リクライニングに注目

ベビー用品店で働くナカジが、1歳からのシートベルト取付のチャイルドシートを紹介します。

1歳からのシートベルト取付は比較的安価で購入でき、種類も多く販売されています。

店頭では「1歳からのシートベルト取付でおすすめは?」「スペックを比較したい」という声が多いので、その辺を分かりやすく解説できたらなと思います。

MEMO

1歳からのシートベルト取付は安全基準R44のみです。

新安全基準R129はISOFIX取付となるので、別記事(⇒1歳からISOFIXチャイルドシート)を参考にしてください。

【初めに】リクライニングに注目して欲しい

1歳からのチャイルドシート(シートベルト取付)では、リクライニング機能が1つの注目ポイントです。

  • リクライニング可:約20°前後の可動域
  • リクライニング不可:まったく無理

これによる違いは、カーシートにぴったり設置できるかどうか?です。

あくまで車の座席に隙間なく設置できるかどうかの機能なので、子供が寝やすい角度まで倒せるリクライニングはありません。

 

このリクライニング機能の有無で値段に差が生じます。

  • リクライニング可:1万円以上する
  • リクライニング不可:1万円以内で購入できる

そのため、2つに分類して紹介しています。

【1万円以上】1歳からのシートベルト取付チャイルドシート

1万円以上ということで、「リクライニング機能あり」から5機種紹介します。

おすすめ5機種
  • ジョイトリップ(コンビ)
  • エアグルーヴ(アップリカ)
  • エアポップ(グレコ)
  • j1 neo(レカロ)
  • サラット 3STEP(エールベベ)

ジョイトリップ エアスルー(コンビ)

  • 1歳~11歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング(95~110°)
  • ヘッドサポートの高さ調節可
  • シートはメッシュ素材(洗濯機OK)
  • ブースターシート

ジョイトリップ エアスルーは、本体の通気口が多く、メッシュシートで通気性に優れた1台です。

座面には点で支えるクッションを採用してあり、クッション性と通気性をさらに向上させています。

1歳からチャイルドシートで、洗濯機OKの機種ならジョイトリップが一押しです。
MEMO

ジョイトリップ エアスルーの他に、上位モデル「ジョイトリップ エッグショック」もあり、種類が多いので詳しくは別記事(⇒)で解説しています。

エアグルーヴ

  • 1歳~11歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング(2段階)
  • ヘッドレスト(5段階)
  • シートはメッシュ素材(洗濯機OK)
  • ブースターシート

アップリカのエアグルーヴは、衝撃から頭を守る「マシュマロGキャッチ」をヘッド全体に搭載。

ヘッドと背面のサイドが包み込むようなデザインで、1~2歳頃でもフィット感があり安全性が高い作りとなっています。その分、小さい時に車の外が見にくいデメリットがある点は注意したいです。

お子さんによっては孤立感や外が見にくいことで嫌がるケースがあります。

エアポップ(グレコ)

  • 1歳~11歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング(3段階/5cm程度)
  • ヘッドレスト(5段階)
  • シートはメッシュ素材(手洗い推奨)
  • ブースターシート

グレコのエアポップは通気性が高く、お財布に優しいチャイルドシート。

本体背面を中心に18個のエアホールを設け、風の通りをよくした1台です。

しっかりした作りでクッション性もあり、一見エアグルーヴ(Aprica)と似ていますが、シートカバーが手洗い推奨ということで約12,000円と安いです。

注意
肩ベルトがやや短いので、厚めのアウターを着た状態の2歳児だとベルトが届かない場合があります。そのため、乗せる時はアウターを脱がすなど対処する必要があります。

J1 neo(レカロ)

  • 1歳~11歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング可
  • ヘッドレスト(7段階/肩ベルト連動)
  • シートはメッシュ素材(手洗い推奨)
  • ブースターシート

j1 neoはお店でも定期的に売れ続けているチャイルドシート。

レカロシートはモータースポーツで使われる多くの車に搭載されていることもあり、根強い人気があります。

耐圧分散クッション、通気口&メッシュシート、シートカバーは3つに分かれていて部分洗いも可能など、機能性&安全性もかなり優秀です。

MEMO
エアポップ同様に肩ベルトがやや短めになっています。あと、悪路を走行してるとヘッドレストがガタガタ鳴ってしまいます。不良品というわけではないので大丈夫ですが、気になる方もいると思うのであらかじめ知っておいてください。

サラット 3STEP(エールベベ)

  • 1歳~11歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング(95~110°)
  • ヘッドレスト(6段階)
  • シートはメッシュ素材(洗濯機OK)
  • ブースターシート

サラット3STEPはインパクトシールドで支えるチャイルドシート。

シートベルトを嫌がったり、抜け出してしまう子供に最適の1台です。座面にはやわらか3層構造を採用し、座り疲れを軽減してるのも◎

シートカバーが部位ごとに外せるため、汚れた部分だけ洗うことができるのも魅力です。

【比較表】

おさらいも兼ねて、比較表を確認してみましょう。

*横スクロールできます

月齢 取付方法 サイズ(cm) 重量 リクライニング ヘッドレスト調節 シート素材 お手入れ 通気口 ブースターシート ドリンクホルダー 価格
ジョイトリップ
エアスルー
1~11歳 シートベルト W44×D45×H67 5.3kg 〇(95~110°) 無段階 メッシュ 洗濯機 約18,500円
エアグルーヴ 1~11歳 シートベルト W44×D42×H66.5 5.4kg 〇(100°~120°) 5段階 メッシュ 洗濯機 約20,000円
エアポップ 1~11歳 シートベルト W44.2×D41.3×H67.2 5.2kg 〇(角度不明) 5段階 メッシュ 手洗い推奨 約12,400円
J1 neo 1~11歳 シートベルト W46×D50×H58 6.4kg 〇(角度不明) 7段階
(肩ベルト連動)
メッシュ 手洗い推奨 約23,000円
サラット
3STEP
1~11歳 シートベルト W44×D40.5×H66 5.2kg 〇(95~110°) 6段階 メッシュ 洗濯機 × 約16,800円

 

おすすめはジョイトリップ エアスルーGH(コンビ)

値段と性能のバランスがいい機種です。座面のクッション性や通気性はもちろん、横の視認性もよく窮屈さがないのも魅力です。

独自の衝撃吸収素材ならエアグルーヴ(Aprica)

マシュマロGキャッチをヘッドレスト全体に搭載し、お子さんの頭部を衝撃から守ってくれます。

包み込むような設計でフィット感があるため1歳頃の安心感も◎

お財布に優しいのはエアポップ(グレコ)

通販だと約12,000円という安さが魅力的です。手洗い推奨、肩ベルトがやや短いという点はご留意ください。

シートベルトを嫌がる子にはサラット3STEP(エールベベ)

インパクトシールドでしっかりと固定されるので、シートベルトを嫌がる・抜け出し子には最適です。

レカロシートが好きならj1 neo(レカロ)

メーカーで選びたい人向けです。

【1万円以内】1歳からのシートベルト取付チャイルドシート

1万円以内で購入できる機種は「リクライニング不可」です。

おすすめ4機種
  • エレベート(joie)
  • ポップピットF(ネビオ)
  • トラベルベストEC プラス(日本育児)
  • チャイルド&ジュニアシート(アイリスプラザ)

エレベート(joie)

  • 1歳~12歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング×
  • ヘッドレスト(10段階)&肩ベルト連動
  • シートはメッシュ素材(手洗い推奨)
  • ブースターシート

joie エレベートは安いのに機能が充実している1台。

ヘッドレストに肩ベルトが連動している「Grow Together機能」、横の衝撃からも守る「サイドインパクトシールド」などの機能を搭載してあり、約9,500円です。

リクライニングなしなら、個人的に一押しです

ポップピットF(ネビオ)

  • 1歳~11歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング×
  • ヘッドレスト(9段階)
  • シートはメッシュ風(手洗い推奨)
  • ブースターシート

ネビオのポップピットFは8,980円という安さでかなり売れてる機種です。

価格帯がエレベート(Joie)と似ていますが、ポップピットFの優れている点は座面のクッション性です。お子さんの座り心地はポップピットFが優位ですね。

MEMO
注目したいのはメッシュ風生地という点。見た目はメッシュみたいですが、実際は細かい穴がないので通気性は期待できません。そのかわり食べかすとかが入り込まないメリットがあります。

トラベルベストEC プラス(日本育児)

  • 1歳~4歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング×
  • ヘッドレスト(2段階)
  • シートはメッシュ素材(手洗い推奨)

トラベルベストECプラスは2.9kgと軽量かつ折り畳めるチャイルドシート。

セカンドカーや実家用、最近ではカーシェア用などに購入される方が多いです。背もたれは自立しないので、リクライニング可能なリアシートに設置するなら角度を倒すことができます。

月齢が4歳頃までです。お間違いなく。

チャイルドシート(アイリスプラザ)

  • 1歳~10歳頃まで
  • シートベルト取付
  • リクライニング×
  • ヘッドレスト(無段階・10cm伸びる)
  • シートはメッシュ素材(手洗い推奨)
  • ブースターシート

アイリスプラザのチャイルドシートは、6,380円という安さが魅力!

3.8kgと軽量で乗せ替えがラクちんなのも◎ベルト類がややチープですが、ブースターシートとしても活用できるなど値段以上の価値ある1台だと思います。

【比較表】

おさらいも兼ねて比較してみます。

*横スクロールできます

月齢 取付方法 サイズ(cm) 重量 リクライニング ヘッドレスト調節 シート素材 お手入れ 通気口 ブースターシート ドリンクホルダー 価格
エレベート
(Joie)
1~12歳 シートベルト W49×D50×H62 4.6kg × 10段階
(肩ベルト連動)
メッシュ 手洗い推奨 約9,500円
ポップピットF
(ネビオ)
1~11歳 シートベルト W43×D49×H68 4.8kg × 9段階 メッシュ風 手洗い推奨 約9,000円
トラベルベストECプラス
(日本育児)
1~4歳 シートベルト W34×D30×H54 2.9kg × 2段階 メッシュ 手洗い推奨 × × × 約8,500円
チャイルドシート
(アイリス)
1~10歳 シートベルト W45×D37×H71 3.8kg × 無段階 メッシュ 手洗い推奨 × 約6,300円

 

おすすめはエレベート(Joie)

肩ベルト連動、サイドインパクトシールドなど機能性・安全性ともに◎

座面のクッション性ならポップピットF(ネビオ)

エレベート(joie)よりも座面のクッション性が優位です。お子さんの座り心地を優先するならポップピットFです。

コスパ最強はチャイルド&ジュニアシート(アイリスプラザ)

約6,300円とお財布に優しいですが、値段以上にしっかりした作りです。本体の通気口とドリンクホルダーがない点がご留意ください。

独自の商品名がないため、見つからないときはカラーの型番「88-902(ブラック)」で検索を。

折りたためるのはトラベルベストECプラス(日本育児)

1歳からのシートベルト取付で唯一の折り畳み式です。

セカンドカーやシェアカー用に人気があります。

まとめ

1歳からのシートベルト取付チャイルドシートを選ぶ手伝いはできたでしょうか?

ブースターシートにもなり、これ以降は買い替える必要もないため、個人的にはリクライニング機能がある機種から選ぶのがいいかなと思います。

近年は1歳からのチャイルドシートもISOFIX取付が多くなってきました。取付が簡単かつ、ちゃんと取付できたかどうかが一目でわかる(コネクターの色の変化など)ため、安心です。良かったら検討してください。

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