アップリカ唯一のB型ベビーカーで、軽量タイプから振動軽減クッションを搭載したモデルまで3つのグレードがあります。
店頭では「マジカルエアーを比較したい!」「クッションやフリーの違いは?」といった質問が多いので、その辺を分かりやすく解説していこうと思います。
-グレードの違い-
・マジカルエアー:基本モデル
・マジカルエアークッション:ωクッションを搭載(振動軽減◎)
・マジカルエアーフリー:真横スライド機能を搭載
目次
【全モデル比較】マジカルエアーの種類と違い
現在、購入可能なマジカルエアーは以下3種類です。
- マジカルエアー(AI / AH)
- マジカルエアー クッション(AD)
- マジカルエアー フリー(AB)
マジカルエアーを基本として、
⇒ωクッションで振動軽減◎な【マジカルエアークッション】
⇒横スライド機能で走行性能◎な【マジカルエアーフリー】
マジカルエアーと「クッション」の違い
- ωクッション
- タイヤサイズが12cm⇒14cm
- イージーベルト
- メッシュシート(洗濯機OK)
1番の違いが座面下のスプリング式クッション「ωクッション」を搭載している点です。
B型ベビーカーは軽量のため振動が大きくなりがちですが、このωクッションでお子さんへの振動を軽減できます。合わせてタイヤサイズが14cmで溝にハマりにくいのも◎
乗せ降ろしがラクチンなマグネット式「イージーベルト」も魅力的です。
マジカルエアーと「フリー」の違い
- 真横スライド機能
- タイヤサイズが12cm⇒14cm
- イージーベルト
- メッシュシート(洗濯機OK)
ハンドルレバーを握ると横移動できる「真横スライド機能」を追加◎
人混みや狭い店内などで活躍する機能です。
【比較表】マジカルエアー 3つのモデルを比較
マジカルエアー3種類【基本モデル、クッション、フリー】の違いを比較表で確認しましょう。
最新モデルのスペックで比較します。
*横スクロールできます。
月齢 | サイズ | 重量 | ダブルタイヤ | シート高 | リクライニング | メッシュシート | ゆれぐらガード | ωクッション | 持てるフロントガード | イージーベルト | 横移動 | ハンドルグリップ | 帆 | バスケット | 洗濯 | 価格 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マジカルエアーAI | 生後7カ月~36カ月 | 開:W440×D749×H1050 閉:W440×D322×H932 |
3.3kg | 12cm | 51cm | 118°~146° | × | 〇 | × | 〇 | × | × | レザー調 | メッシュ窓付き | 24.3L フロントイン |
手洗い推奨 | 約21,450円 |
マジカルエアークッションAD | 〃 | 開:W457×D777×H1042 閉:W457×D322×H941 |
3.8kg | 14cm | 51cm | 112°~141° | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | レザー調 | 〃 | 26.7L フロントイン |
洗濯機 | 約25,000円 |
マジカルエアーフリーAB | 〃 | 開:W456×D790×H1033 閉:W456×D315×H948 |
3.9kg | 14cm | 50cm | 121°~151° | 〇 | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | レザー調 | 〃 | 24.3L | 洗濯機 | 約32,500円 |
振動軽減ならマジカルエアークッションAD
定価だとマジカルエアーとマジカルエアークッションの間に15,000円の差がありますが、通販だと約4,000円しか差がありません。(かなり狙い目)
▶軽さと安さなら基本モデル「マジカルエアーAI」
3.3kgと軽く取り回しの良さが魅力的。少しでも軽い方が良い人におすすめです。
▶横移動できる「マジカルエアーフリー」
B型ベビーカーで真横スライド機能が付いた機種はマジカルエアーフリーのみです。(他メーカーにもありません)
マジカルエアークッションADとACの違い
1番質問の多い「マジカルエアークッションの違い」を解説します。
最新モデルは「AD」、旧モデルが「AC」です。
- タイヤサイズ
- バスケット容量
- リクライニング角度
1つずつ違いを見ていきます。
タイヤサイズ
- AD:14cmダブルタイヤ
- AC:12cmダブルタイヤ
最新モデル「AD」はタイヤ直径が大きくなりました。
タイヤが大きくなったことで【溝にはまりにくい&段差を乗り越えやすい】です。
バスケット容量
2機種ともフロントイン・ビッグバスケットです。
- マジカルエアークッションAD:26.7L
- マジカルエアークッションAC:26.9L
この少しの違いはタイヤサイズによる座面下までの空間容積の違いです。
リクライニング角度
- マジカルエアークッションAD:112°~141°
- マジカルエアークッションAD:117°~143°
公式表記で上記の違いがあります。
【比較表】
マジカルエアークッションADとACを比較表で見比べます。
*通販の平均体重
商品名 | クッションAD |
クッションAC |
価格* | 約25,000円 | 約25,000円 |
サイズ(mm) | 開:W457×D777×H1042 閉:W457×D322×H941 |
開:W455×D766×H1033 閉:W455×D309×H940 |
本体重量 | 3.8kg | 3.9kg |
リクライニング角度 | 112°~141° | 117°~143° |
座面クッション | ωクッション | |
ゆれぐらガード | 〇 | |
イージーベルト | 〇 | |
タイヤ | 14cm | 12cm |
カゴ | 26.7L フロントイン |
26.9L フロントイン |
シート素材 | メッシュ | |
着脱シート洗濯 | 洗濯機OK(洗濯ネット使用) | |
帆 | メッシュウィンドウ付きビッグキャノピー |
おすすめは「マジカルエアークッション AD」
タイヤ直径14cmとなり、段差のつまづきを減らせます。通販では値段もほぼ一緒なので「AD」がおすすめ。
▶「マジカルエアークッションAC」は値段次第
少しでも安い方がいい方はACです。セール等で値段が下がれば狙い目?タイヤサイズが12cmという点はご注意を。
マジカルエアーAIとAH(AG)の違い
基本モデル「マジカルエアー」は3.3kgと軽量がウリのモデルです。
- マジカルエアーAI(2024年)
- マジカルエアーAH(2023年)
- マジカルエアーAG(2022年)
*AHとAGは発売年が違うだけで同じ商品
マジカルエアーAIとAHの違い以下の通りです。
・座面の奥行き+2cm
・リクライニング角度の幅UP(より起こせるようになった)
・カゴに前から入れやすくなった
ベビーカーとしての基本性能はそのままで、使い勝手がよくなったという印象です。
【比較表】
マジカルエアーAIとAHを比較してみます。
*通販の平均価格
商品名 | マジカルエアーAI |
マジカルエアーAH |
価格* | 約21,450円 | 約18,500円 |
サイズ(mm) | 開:W440×D749×H1050 閉:W440×D322×H932 |
開:W445×D765×H1050 閉:W445×D310×H932 |
本体重量 | 3.3kg | 3.3kg |
振動吸収 | ゆれぐらガード | |
タイヤ | ダブルタイヤ12cm | |
リクライニング | 118°~146° | 124°~150° |
カゴ | 24.3L (フロントインバスケット) |
24.7L (フロントインバスケット) |
着脱シート洗濯 | 手洗い推奨 | |
帆 | 紫外線93%カット メッシュ窓付き |
紫外線98%カット メッシュ窓付き |
使い勝手が向上した「マジカルエアーAI」
シートをより起こせたり、カゴに前から入れやすいなどのちょっとした改善がされた最新モデルです。
▶在庫がある内は「マジカルエアーAH(AG)」
メーカー希望価格は同じですが、旧モデルの方が値段が下がっているので狙い目です。
マジカルエアーフリーABの違い
- マジカルエアーフリー:2023年5月
- マジカルエアーフリーAB:2024年6月
新しく発売されたマジカルエアーフリーABは以下の違いがあります。
・座面の奥行き+2cm
・リクライニング幅の拡大(126°~148°⇒121°~151°)
・帆の形
・カゴの形
お子さんが座る部分の奥行きが広くなったことで、お尻が安定して前滑りしにくいそうです。←正直、そんなに変わらないような気もします・・。
リクライニング角度が広範囲になったのはいいですね。
▶旧モデルは値崩れしているので狙い目(約27,000円まで下がってます)
▶新しいのは「ラクーナエアー フリーAB」
【店頭で売れてる】マジカルエアーのおすすめ2機種
実際に店頭で売れているのは以下の2機種です。
- マジカルエアーフリー
- マジカルエアー(AI / AH)
1番売れているのは「マジカルエアー フリー」
B型ベビーカーで唯一、真横スライド機能が付いた機種です。B型で取り回しの良さを重視したいママさんに支持されています。
▶次に売れているのが「マジカルエアー」
マジカルエアーの基本モデル。最軽量3.3kgで使いやすく価格も1番安いです。
まとめ
アップリカのマジカルエアーを選ぶ手伝いはできたでしょうか?
B型ベビーカーでも最近はお子さんへの振動を気にされるママ・パパが多いので、店頭では圧倒的に「マジカルエアーフリー」が売れています。もちろん、軽さ重視の方は「マジカルエアー」にされますし、通販なら「マジカルエアークッション」も検討したいところです。