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ラクーナクッション「AH」の5つの違い。AGより走行性能が向上

ベビー用品店で働くナカジが、ラクーナクッションAHを紹介します。

アップリカのラクーナクッションから新しく「AH」が発売になりました。

店頭では「ラクーナクッションAHとAGの違いは?」「ビッテシリーズと比較したい」といった声が多いので、その辺を分かりやすく解説してきます。

 

-違いはこんな感じ-

・タイヤが大きくなった(14cm⇒15cm)

・車輪すべてにベアリングを搭載

・帆の加工

・バスケット容量がちょっと減った

・カラーバリエーション

ラクーナクッションAHの5つの違い

ラクーナクッションは毎年4月にNEWモデルが発売されます。

  • ラクーナクッションAG:2024年4月
  • ラクーナクッションAH:2025年4月←今ここ

アップリカはアルファベットが進むので分かりやすいです。

<今回の進化ポイント>

1、タイヤサイズとベアリング

2、帆の加工

3、バスケット容量の違い

4、カラーバリエーション

 

タイヤサイズとベアリング

ラクーナクッションAH ラクーナクッションAG
15cmダブルタイヤ 14cmダブルタイヤ
ベアリング20個(1車輪あたり5個) なし

ラクーナクッションはずっとダブルタイヤ14cmでしたが、今回1cm大きいタイヤになったことで段差への対応力がUPしています。

そして、シリーズ初となるベアリングの搭載◎

タイヤの回転がスムーズになり、ベビーカーの取り回しがよくなっているのが嬉しいポイントです。

帆の加工

ラクーナクッションAH ラクーナクッションAG
7枚帆(メッシュ窓2つ) 7枚帆(メッシュ窓2つ)
紫外線99%カット
UPF50+
遠赤外線86%カット
紫外線99%カット
UPF50+
遠赤外線81%カット

帆の大きさは同じです。

微々たる違いですが、ラクーナクッションAHは遠赤外線カット率が向上◎

遠赤外線カットは【肌への負担】や【帆を広げた際のベビーカー内の温度上昇を抑える効果】があります。

カット率の差は5%なので、気にする必要はないかな?と思いますが一応違うので紹介しました。

バスケット容量の変化

  • ラクーナクッションAH:23.6L
  • ラクーナクッションAG:27.1L

バスケットの空間容積がやや小さくなりました。

2機種を見比べましたが、バスケットのサイズはほぼ一緒です。AHは座面までの空間が狭くなったので、その分、バスケット容量が減った感じになります。

カラーバリエーション

ラクーナクッションAH ラクーナクッションAG
ベージュ
ブラック
ブラウン
ベージュ
グレー
グリーン
パープル(限定数)

ラクーナクッションシリーズで初めてブラックが発売されました。

店頭でも「黒はないんですか?」とよく聞かれてたので、今回はありますよ~って言えるので助かります笑

【比較表】

スペックを比較してみます。

*横スクロールできます。

月齢 サイズ(mm) 重量 リクライニング 座面の高さ シート素材 タイヤサイズ バスケット ハンドルグリップ イージーベルト メディカル成長マモール お手入れ 価格
ラクーナクッションAH 生後1カ月~36カ月頃まで 開:W460×D845×H993
閉:W460×D361×H991
5.6kg 123°〜166° 53cm メッシュ 15cm
ベアリングあり
23.6L レザー調 7枚帆(窓2つ)
紫外線99%カット、UPF50+、遠赤外線86%カット
洗濯機 約64,900円
ラクーナクッションAG 生後1カ月~36カ月頃まで 開:W462×D835×H991
閉:W462×D341×H982
5.3kg 123°~166° 53cm メッシュ 14cm 27.1L レザー調 7枚帆(窓2つ)
紫外線99%カット、UPF50+、遠赤外線81%カット
洗濯機 約49,000円

▶走行性能は「ラクーナクッションAH」

タイヤサイズUP、ベアリング搭載と押しやすさが向上したNEWモデルです。

▶お財布に優しい「ラクーナクッションAG」

タイヤ以外は同じスペックです。旧モデルということで値崩れしているので狙い目になります。

ラクーナクッションAHのメリット

-ラクーナクッションAHのここが良い-

・段差に強くなった

・経年劣化による走行性能の維持

 

段差も乗り越えやすくなった

ダブルタイヤは溝にはまりにくい反面、直径14cmでは段差につまづくことがけっこうあります。

それが今回ラクーナクッションAHでは15cmのダブルタイヤになったので段差の乗り越えがぐっと良くなっています◎

思ったよりもタイヤが大きく感じるので、目で確かめたい方は店舗へ足を運んでてください。たかが1cmですが、されど1cmです笑。

 

ベアリングによる押しやすさの向上

実はアップリカのベビーカーでベアリングが搭載されたのは、このラクーナクッションAHが初です。

しかも一気に20個。押し比べると分かりますが、タイヤの回転がスムーズなのはもちろん、車輪自体の動きもスムーズになっています。

使用頻度によりますが、ベビーカーはどうしても経年劣化でタイヤの回転が悪くなります。それがベアリング搭載によって経年劣化による引っかかりや音なども軽減されると思います。

ラクーナクッションAHのデメリット

-ラクーナクッションAHのここが微妙-

・マルチハンドルがない

マルチハンドル非搭載

ラクーナクッションはハンドルの角度を調節できる「マルチハンドル」が非搭載です。

身長の高いママ・パパだと、ハンドルの角度を調節したいと感じる方が多いので、角度調節できないのはマイナス点かなと思います。

アカチャンホンポ限定モデル「ラクーナビッテクッション」はマルチハンドル搭載です。

【ナカジの小話】2025年アカチャンホンポ限定は未発売

毎年、アカチャンホンポ限定で「ラクーナビッテクッション」が発売されていました。

しかし、2025年は未発売です。

アカチャンホンポでは2022年・2023年モデルもまだ在庫があるようです。

そのため、今年はビッテシリーズの発売をせず、旧モデルを売ってしまいたいという考えだと思います。(←あくまでナカジの推測です)

ラクーナビッテクッションにはマルチハンドル(9段階)が搭載されています。身長に合わせて押しやすい角度に調節したい方は検討する価値があります。

一般販売されているラクーナクッションと比べると割高ですが、「ハンドルの角度調節は必須」という方は1度店頭へ足を運んでみてください。

まとめ

ラクーナクッションAHの違いを把握する手伝いはできたでしょうか?

旧モデルで搭載されたフィットリクライニングなどの機能はそのままに、タイヤまわりの性能がUPしました。走行性能がよくなったのは嬉しいポイントです。

あとは値崩れしている旧モデル「AG」とのコスパの問題ですね。

現状は価格差が大きいので、個人的には1つ前のラクーナクッションAGをおすすめします。

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